テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
ないこ
初兎
ないこ
こんなふざけた会話をしているが、 彼は少し前に倒れた。
念のため入院、ということになっているのだが
こいつそこまで病人っぽくないんよ
まぁ元気やしええんやけど
初兎
ないこ
ないこ
初兎
ないこ
初兎
普段は話していて、特に病人とは思うことがない。
ただ、このふとした瞬間に
彼が病人だということを鮮明に 思い出させてくる。
りうら
りうら
初兎
初兎
りうら
初兎
りうら
りうら
初兎
その日もいつも通りのんびり過ごしていた。
1時にまた病院にいって、今後の話をしようとしていた。
初兎
初兎
初兎
初兎
イフ
初兎
ないちゃんが死んだ。
病気が悪化してまた倒れて亡くなったらしい。
みんな、泣いていた。
そんな時に、悠くんに言われた。
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
悠佑
仏
悠佑
イフ
りうら
初兎
、、あぁ、せやな
大事な人やったよ
ないちゃんの遺品整理をしていたときだった。
「あれ」を見つけたのは。
タンスに封筒が入っていて、そこには「メンバーへ」、「おかんへ」、「おとんへ」、「お世話になった方々へ」等様々方への手紙が入っていた。
メンバーを家に呼んで渡した。 みんな泣いていて、徐々に目に光が戻っていった。
「笑って生きてください!!そうだったら俺も笑ってるからww」
その言葉が全員の手紙に 入っていた。
あれからみんな前に進んでいった。
解散してしまったけど、俺以外はそれぞれの道に歩き始めている。
俺は、未だに立ち直れていない。
ないちゃんの死から1ヶ月程がたとうとしていたある日。
病院に呼び出された。
渡されたのは、ノートを少しちぎったような紙。
中を見ると
ないちゃんの字で、殴り書きのメモが残されていた。
やだやだやだしにたくない いきたいのにいきれない いきさせてよひとりにさせないでよ むかしみんなに当てたいしょをかいたけどあんなの違う、嘘 ただかっこつけてただけ あんなのがゆいごんだとおもわれたくないほんとはつらいくるしい しょうちゃんごめんね ひとりにさせてごめんね
彼が亡くなって初めて泣いた。
彼は、あんなに綺麗に死んでなんかいない。
遺言も嘘 遺書も嘘
本当は苦しみながら死んでいったのに。なに嘘ついてんねん。
なぁ、なんでそんな嘘ついたんよ
ないちゃん。教えてや。
もう貴方はどこにもいない。
あの世にいる君は、笑っていない
そう思いながらロープに体を委ねた
~End~
コメント
1件
なんか見たことあるかも! やばみ好き