コメント
1件
神作ですね?ですよね?
天使狩りが終わり この世界には平和な日々が続いた
けど、この世界にはただ1つだけ 不安があった
それは「悪魔執事」の存在だ
天使が居なくなった以上 もう「悪魔執事」は必要ない。
いつ「悪魔執事」が裏切って 襲ってくるか分からないからだ
だからこの国はその不安を 無くすため
「悪魔執事」を全員処刑する事に なった
もちろんその「主」も対象内だ
けど、皆が必死に私の事を庇ってくれたため、私は対処から外された
そして今日はその処刑の日
パッパカパー
大きなラッパの音と共に 拘束された私の執事達がステージの上に出てくる
○○
○○
○○
○○
私はただ泣きながら見てる事しか 出来なかった
ただ悔しそうに下を向く者 怖さのあまり泣き出す者 慰めるように話しかけ続ける者
それから開会式の様な物が始まり 終盤に来たくらいだ
「その時」が来た
○○
○○
私は自分を抑えるのに必死だった
皆の努力を無駄にしないために
司会者
国民達
国民達
執事達が処刑台にセットされる
いやだ
いやだ
いやだ
○○
私の気持ちを嘲笑うように 会場はどんどん盛り上がる
そしてカウントダウンが始まった
国民達
国民達
国民達
カウントダウンが残り 3秒になった時
1人の執事と
目が合ってしまった
ベリアン
○○
その瞬間
執事達の頭が「ボトッ」と 鈍い音と共に下に落ちた
一瞬何が起こったのか 分からなかった
段々真っ赤になって行くステージ そこに落ちる13個の生首
○○
国民達
国民達
国民達
○○
○○
○○
今日いちで盛り上がる会場の中 ただ泣き崩れる事しか出来なかった
その時、1人の男の声がした
「なぁ、悪魔執事って主が居なかったか??」
○○
国民達
国民達
国民達
国民達
国民達
完全に火が着いてしまった
こうなったらフィンレイ様でも 止める事は出来ないだろう。
○○
○○
そう思ったら、足が動いていた
私は必死に走り屋敷に戻った