これは弟を守るための
魔法の嘘
だった。
だが凛月は全部知っていた。
ただの体質。幻想。
時は流れ、
凛月はKnightsとして
零はUNDEADとして
過ごしている。
ある日久しぶりに2人は
懐かしの地下室
を訪れた。
くもの巣だらけの本棚、
誰もいない闇の中で
零がポツリと話す
零
この場所は、
零
実の嘘と幻想でできている。
零
我は凛月を守りたかっただけなのじゃ
凛月
……
凛月は何も言わず微笑んだ。
昔のように兄の手を取り、
目を閉じた
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これは弟を守るための
魔法の嘘
だった。
だが凛月は全部知っていた。
ただの体質。幻想。
時は流れ、
凛月はKnightsとして
零はUNDEADとして
過ごしている。
ある日久しぶりに2人は
懐かしの地下室
を訪れた。
くもの巣だらけの本棚、
誰もいない闇の中で
零がポツリと話す
零
零
零
凛月
凛月は何も言わず微笑んだ。
昔のように兄の手を取り、
目を閉じた