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消せなくなった世界
続編
彼女はそういうと、深刻そうな顔を下に向ける。
また、こちらに目を向けると、彼女は口を開く。
魔法少女
魔法少女
魔法少女
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俺は、何を言っているのか分からずに声が漏れてしまう。
魔法少女
彼女に渡されたのは、 魔法を使う時の注意事項だった。
注意事項。 1,必要なとき以外は使わない事。 2,他の人を巻き込まないように「魔法の杖」以外の杖でやらない事。 3,魔法を使っている途中で眠らないこと。(もし、寝てしまったら、その魔法の効果は切れなくなります。その魔法を解くには自殺する事。) …………………………………………………………
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魔法少女
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魔法少女
……… 究極の選択やな…。 この、約束守れなさそうな女と永遠にすごすとか無理やわ…。 シッマとかも待っとるしなぁ。知らんけど。 でも、女を殺すのも…心苦しいわ…。
魔法少女
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魔法少女
そして、考えて考えて出てきた結果は。
やはり、おれは心がなかった。
さよならーーー
彼女はそういうと涙を流す。
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魔法少女
結局は自業自得なんや。やから。しょうがないんやぞ。
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グシャリと嫌な音が鳴り響いた時にはもう、俺は、いつもの帰り道の路地に突っ立っていた。
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まだ、彼女を殺した生々しさが残っていた。
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と、重い足取りで家へ向かう。
その日から、 毎日、彼女を殺す夢にうなされたとさ。
END
コメント
2件
ウ'' ツ'' サ ン'' !! どこがで聞いたことあるような…←
...うつくぅん...