/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
潔世一
そのイヤリングはドイツに行った時
潔世一
カイザーとネスから貰ったもの
潔世一
その髪飾りはずっと昔
潔世一
紫髪のショートの子から貰ったもの
潔世一
んで、そのしおりは中2の時
潔世一
合宿で行った先で赤髪の子から貰ったもの
潔世一
最後に
潔世一
そのネックレスは
潔世一
〇〇と凛と冴、3つで1つのもの
潔世一
だっけ？
〇〇
……ほんと、よく覚えてるよね……！
潔世一
俺これでも結構記憶力いい方だから
〇〇
へぇ、初めて知った
潔世一
てか、今はそんなことどうでもいいんだって！
潔世一
なんで、こんなことしたんだよ
潔世一
どうしてブルーロックを去った
潔世一
答えろ、〇〇
〇〇
……潔には言いたくなかったなー
〇〇
ずっと憧れのままで居続けたかった
潔世一
…………
〇〇
潔はさ、変だなーって思ったことない？
潔世一
変……？
〇〇
私とあの2人について
潔世一
凛と冴のことか……？
〇〇
そう
〇〇
私とあの2人似ていないなーって
〇〇
思わなかった？
潔世一
…………
それは……、
ある
あいつらは冷めきった感じだけど
〇〇だけは明るいなって
それでも兄妹には正反対になる人達もいるらしいから流してた
けど、もしかして……
〇〇
あるんでしょ？
〇〇
真逆だなって思ったこと
潔世一
……ある
〇〇
勘のいい潔君ならそろそろ分かってきたかな？
潔世一
……なあ、〇〇
潔世一
もしかして……
〇〇
……うん
〇〇
私と凛と冴は兄妹なんかじゃない
〇〇
家族じゃなかった
〇〇
血が、繋がってなかった
やっぱり
〇〇の表情から何となくわかってた
でも、〇〇は、こいつは
あの2人が大好きだから
今まで信じてたものが一気に崩れ落ちる
唯一の支えが消え失せる
それがどれだけ苦しく
寂しく
辛いのか
俺には想像もつかない
それでも、俺は
〇〇
だから、私はあの2人の側に居ちゃいけないの
〇〇
私と2人には何の関わりもない
〇〇
血も繋がってないし、家族でもない
〇〇
私がブルーロックに来られた理由は糸師凛の姉で糸師冴の妹だから
〇〇
その2つがなくなった今
〇〇
私には価値も、居場所もない
〇〇
……ね、見逃してよ潔
〇〇
私はこの先みんなとはもう会わないし
〇〇
サッカーもしない
〇〇
何処かで生活していく
〇〇
見逃して、ストライカー
潔世一
…………
潔世一
……そんなの、知らねぇよ
〇〇
……え、？
潔世一
お前らに関係がなかろうが俺達との関係はあるだろ
潔世一
お前の価値は俺や蜂楽が証明するし
潔世一
居場所がないなら俺が作ってやる
潔世一
お前がブルーロックに招かれた理由は
潔世一
糸師凛の姉で糸師冴の妹だからじゃない
潔世一
お前が〇〇だからだ
潔世一
糸師でもなんだったとしても
潔世一
お前は招かれるんだよ
潔世一
それに自ら会わないとかサッカーしないとか言ってるのに
潔世一
そのまま見逃すわけねぇだろ
潔世一
俺は、お前にサッカーをやめて欲しくない
潔世一
なんつーか、〇〇はサッカーしてる時が1番楽しそうだし
潔世一
1番笑ってるし、
潔世一
幸せそうだから、
潔世一
俺の言葉だけで〇〇の考えが変わるとは思ってない
潔世一
だから他の奴らが来るまで
潔世一
〇〇が俺の前から居なくならないって言うまで
潔世一
この手は離さない
〇〇
……本当にエゴイストなんだね、潔は
潔世一
喜んでいいのか分かんねーけどな
〇〇
喜んでいいよ
潔世一
そうか？
〇〇
うん
〇〇
あーあ
〇〇
私の脱獄計画パーになっちゃったー！
潔世一
何回逃げ出しても俺らが必ず見つけるわ
〇〇
おー怖！
〇〇
これじゃあ一生
〇〇
エゴイスト達からは逃げられないな笑
潔世一
当たり前だろ？
〇〇
笑
ﾄﾝｯ
潔世一
あれ、……
〇〇
……！
〇〇
潔！！
なんで俺落ちて……、
クルッ
潔世一
え……？
〇〇
……笑
〇〇
大好きだったよ
〇〇
500371、
潔世一
潔世一
〇〇……、？
キィィーｯｯｯ！！！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページこの作品はいかがでしたか？
112
コメント
4件
何が起こったんだ？ 続きが楽しみすぎる(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
え？どうなるの？めっちゃ続き気になる！楽しみ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
