のあ
それじゃ、時間もできたことですしお買い物に行ってきますね。
のあ
着いてきますか?
じゃぱぱ
んー、どっちがいい?
正直着いてきて欲しい気もするけど…
のあ
そうですね、編集に集中しててください。
のあ
投稿されるのを待ってる人、沢山いるんですよ?
じゃぱぱ
おっけー、今日のご飯なぁにー?
聞き方可愛い…
のあ
今日も寒いですし、シチューにでもしましょうか
じゃぱぱ
やたー♪待ってるから、気をつけて帰ってきてね♪
ニッコニコで手を振ってくれる。
優しい…あったかい…可愛いなぁ
私しか知らない、2人だからこそ見れる1面。
誰にも上げない、渡したりなんてしない。
ずっと私の物でいてって…
なーんて、思ったら迷惑かな…
のあが出かけてしまい、静かな部屋になった。
時計の音だけがなり、パソコンの画面が切り替わっていく。
楽しい記憶が蘇る編集の時間は、結構好きだった。
でも、のあさんといる時間はもっと好きだ。
画面の向こうじゃない、
優しく笑う君がそこに居るんだから。
正直には言えないから、俺もいつも通り接する。
好きだなんてバレなかったとしても、
この時間が続けばいいって思ってるよ。
バレたら笑われるんだろうな
じゃぱぱ
…あ、ミスってんじゃん
誰もいないのに声が出る。
独り言になってしまったのあへ掛けた声。
早く帰ってこないかなって、ただPCに目を落とした。
早く帰りたい…
買い物も楽しい、でも、あの笑顔が待ってると思うと…
一人で顔を赤く、少し口角が上がる
1
あのー、すみませんそこのお嬢さん
のあ
私ですか?
1
はい。私は株式会s──
のあ
必要ありません
1
…はい?
のあ
私はそういう勧誘には揺るぎませんからね?
あーもう、早く帰りたいのに…
主
はい、どうもこんにちは
のあさんって強そうですね。
のあさんって強そうですね。
主
まぁ、独断と偏見…
のあ
…酷い
主
それではまたどこかで
じゃぱぱ
おつぴちー