私は生まれたときから 殺人鬼として 育てられた
人を殺さなかったら 殺されかける
苦しかった 辛かった
でも殺さないと 私が殺される
そんな時だった
あの人たちに会ったのは…
緑の人は気絶させられているはずなのに
「みんな...」って言って涙を流していた
マスター以外と話したことは無かったから
人間と話してみたいと思った だから、殺さなかった
私が襲ったのはあの家
こんどは紫の人
連れ去ろうとしたら
仲間を守るんだ!って
立ち向かってきたけど
気絶させて 緑の人の隣においた
マスター
おい
もかん
はい
マスター
今日の飯はないのか
もかん
今からとってきます
マスター
早くしろ!!
マスター
お前はダメダメなんだから
もかん
......
マスター
返事はぁ?!
もかん
はい...
その日は熱があった
足もふらついて 本調子じゃなかった
もかん
許してほしい、なんて言わない
もかん
マスターは...もう会いたくない
トントン
なら任せろ
もかん
...?
もかん
あ、あの...ここは...?
コネシマ
俺らの基地だ
ロボロ
ちょっと待っててくれ
グルッペン
なんだなんだ
鬱先生
グルちゃぁぁんっ!
グルッペン
やめてくれ...
トントン
ちょっと用事があってきたんだ...
トントン
実は
かくかくしかじか
グルッペン
なるほどな
グルッペン
で、誰がいくんだ?
鬱先生
俺ら4人と、もかんちゃんと
グルッペン
それだけでいいのか?
もかん
はい...
もかん
お、願いします
グルッペン
分かった
コネシマ
ありがとうグルッペン!
ほんじゃ、準備にかかろう
ほんじゃ、準備にかかろう
ロボロ
おう!
トントン
とりあえず...ショッピとゾムを連れてこい
もかん
今はマスターがいないから...大丈夫
もかん
いける
ロボロ
じゃあ行ってこい
もかん
うん
ガチャ...キィィ
もかん
...
使用人
No.4様
もかん
...!!
使用人
何をしていらっしゃるのですか?
もかん
私をNo.4って言わないで
使用人
...申し訳ございませんでした
使用人
ところで、どちらに?
使用人
人間は殺したのですか?
使用人
マスター様もそろそろお怒りになられますよ
もかん
わかってる
もかん
今から殺すの
もかん
部屋に行くから
使用人
そうですか...
使用人
わかりました
もかん
危ない危ない
ゾム
なんやここは!!
トントン
ゾム!よかったぁ...
ショッピ
み、みなさん...どうしてここに
コネシマ
お前らも助けるのと
コネシマ
ここの館の主をたおすために来た
使用人
No.4様
もかん
...!!!
使用人
その方は誰ですか...?
使用人
殺さないんですか??
もかん
...っ
使用人
もかん
や、やめて
もかん
マスターには言わないで...っ
トントン
もかん、ダメだ
トントン
怯えるな
もかん
...っ
もかん
うん...
使用人
あら、そうですか
使用人
人間の味方をすると言うのですか
使用人
No.4様
もかん
だから...!!
もかん
No.4って言わないでよっ!!
使用人
...
鬱先生
突撃ぃぃ!!!