yu:希
それじゃ
rin
はぁ〜今日は楽しかった!またね!
空
またね
青架
またねー
yu:希
ん。
yu:希
ガチャッ
兄
おお。紗雪
チッ…クソ兄が…
兄
どこに行ってたんだ?
紗雪
ん?友達に勉強を教えてあげてたんだ!
兄
偉いなぁ…
兄
でもな。言えよ?
紗雪
っ!……うん!ごめんなさい
兄
別にいいんだ。
兄
罰は与えない。
紗雪
…ありがとう。お兄さん
私の兄は、もう成人済み。
家から出ていってほしいけど、全く出ていかない。
紗雪
じゃあ、部屋戻るね
兄
おう。
yu:希
なんなのアイツ…!!
私はアイツに虐められている。
アイツの言ってた罰は…
ご飯をナシにしたり、部屋に監禁状態にしたり、 一日中アイツの隣にいたり… とにかく全て嫌なこと。。
yu:希
今日は…ナシでよかった……。
たまに罰を受けさせられる。 テストで95点以下だったり、 買える時間が遅くなったり、、 家事をやってなかったり。。
そういうときには罰がつきもの。
最悪の場合は……
なんでもアイツの言う事を聞くこと…
脱げって言われたら脱ぐ、、 ついてこいって言われたらついていく。。 いわゆる…言いなり…みたいなもの。
yu:希
私が…っ…なんで、、っ
罰が嫌だから… アイツと会いたくないから…
家にいるときは隠れている。
アイツは酒を飲んで酔いながら帰ってくることが多い。 見つからなければすぐ寝る。
見つかったら最悪だけれど__
朝は…アイツより先に…お母さんよりも先に起きればいい。
そして、どこかで時間を潰せばいい。
そうやって私は生きてきた。
yu:希
でも……もう……
辛いよ……
yu:希
こんな生活…