えっちなもの?そういうのはダメ!見つけたら全部没収、焼却!
今シリーズは道端で拾ってきた子猫をお散歩させたり一緒に遊んだりする話です。
今回は子猫を拾ってくる編の1話(予定)です
えち注意です。
ちなみにブルアカ(要素)はないです
陸
ん?なんだこれ
季節は冬。12月1日。 仕事帰りの帰路を陸が車で進んでいる時、道端に子猫らしきものが落ちていた。何かと振り返ったらそこには子猫がいた。
陸
陸
子猫?なんでこんな時間に…家出か?
陸
チッ、雪が降ってきやがった
陸
おーい、このままじゃ死ぬぞ?
陸は子猫の身体を揺さぶりながら話しかける。
澪
…
陸
くそ、起きやしねぇ。
陸
このままじゃ危ないか。一応予備の防寒具をかけてやろう。
リュックサックの中身をかき分け、防寒具を見つける。子猫にそっと防寒具をかけてやる。
それから陸はポケットからスマホを取りだし、いろいろと調べ始めた。
陸
家へはあと10分。交番は…ここから1時間はある。
陸
気温は5度か。こんな格好なら30分でお陀仏だな。
陸
…持って帰るか?
一時的に保護するという意味だ。
陸
いや、考えるのはまだ早いな。
陸
おい!起きろ!
陸が子猫のすぐ近くで叫ぶも、何も反応がない。
陸
おい!
こんどは子猫の耳元で叫ぶ。すると…
澪
んん!?
子猫は驚き、身体を動かす。が、できない。
澪
えっあ、あの
陸
ん?なんだ起きたか
陸
とりあえず俺のーーー
澪
…えあ…う…
子猫は突然泣き出すと、陸にすがみついてきた。
陸
は?いきなり…
陸
…どうした?
返事はなく、ただ子猫は泣いている
陸
ウチくる?
子猫は顔を縦に振る
陸
じゃあきまりだな。車にのせるぞ