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俺が守るから。(連載終了)

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俺が守るから。(連載終了)

5 - 俺が守るから。 終

♥

172

2021年10月07日

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今作品には ❐橙紫 ■紫病み要素 が含まれます 繋がりモノなので前編をご覧になってから 読むことをオススメ致します

通報・転載NG

無事にアパートから抜け出した

紫ぁくんは体力がないのか、

歩けなくなってしまった。

はぁ”っ、はぁ、はぁ…ッ

ごめんね…重いよね…

んな、ッこと、ないっ。

やばい。

マズイかもしれない

囲まれている。

ぁ…

………ッ

『お前は囲まれている。諦めるんだ』

『さもなくば撃つ、』

なぁにが囲まれている…だよ…

橙くん…

相手は大人だよ、高校生の俺等に勝てないよ…

紫ぁくん…

俺は“喧嘩に負けない”橙さんやで。

でも…

流石に銃には勝てないのはわかってる

………

2メートルじゃ死なないだろ…

え…なんで下がるの…?

ッあばよ!

バッ…

『海岸側に落ちたぞ!』

『二手に別れろ!』

っしょ、ッ…

足がビリビリする…

…、ッ

大丈夫か?

死ぬかと思った…

アイツらは回って行かないとここに行けない。

大チャンスや。

……上で騒がしくなくなったら

俺は紫ぁくんを投げる。上にな、

橙くんは…、

自力で登れるやろ。

正直…無理な気がするが…

ッ…

ちゃんと計算している。

…両サイドから来た。人数はそれぞれ…

15人。囲まれたとき30人だったから全員だ

俺の上に乗れる?

うん…

俺をトランポリンだと思って。

ッ…うんっ。

いくよっ!

思いっきり紫ぁくんを押す

よかった。成功した。

上には誰もいないよ!

最高。

ポッケからクライミング用のピッグを取り出す

無名ハッカー…

お前のデータ、信じる…ッ!

コンクリートの壁にしっかりと突き刺し、

横振りに反動をつけて

一つ一つ、確実に。

登る…。

ガチャっ…

はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…ッ

ッう、ぅ…ッはぁ…っ

どしたん?

なん、か、息、しずらい、ッ

落ち着け落ち着け、

もう大丈夫やて。

ぎゅ…ぅ

ひっ…はっ……

過呼吸になってるだけ。

ほら、な?…はぁ…はぁ…

……はぁ……ッはぁ…

上手。

……

親…死んでないみたい

ん……

ん…?マジで?

警察からの着信凄い…ッ

それは…生きてるかもな…

…捕まったことを祈るよ

せやな。

…これからどうやって生きよう

とりあえず俺の寮来なよ、

警察沙汰になってるんだろうし…

ほっとくのが一番。

事情聴取されたら話すだけ

それだけや。

ぅん…

紫ぁくん…、

はぃ…ッ

よぉ頑張ったな。

ッ…ポロポロ

ん、泣け泣け。

借金も返せただろ…あれで

ぅ"んポロポロ

明日は学校…行こや?

それとも明後日にするか?

また虐められる…

そんときは俺が守ったる。

約束したやろ?

…うん…(笑)

とりあえず今度病院行こう。

そうだね…。

頑張って学校に行って。

普通に過ごして………

…勉強は遅れちゃってるけれど。

虐められそうになったら

橙くんが守ってくれる。

俺達は3週間という短い時間と中

深い友情を感じられた

黄さん…何してるんだろ。

ん〜?金持ちなんだから悠々と過ごしてるよ

多分(笑)

んは(笑)

そうかもしれないね、

せやな…

そういや橙くんの印象がガラッと変わったなぁ

俺ぇ~?

もっとツンツンしてた。

あぁ…おぉ…とかしか言ってなかった(笑)

マジかよ…w

俺ね…橙くんのこと信じてよかった。

アパートにいるときも…

ずっと…

ずっと不安で。

もう出られないんじゃないかと思った

3週間くらいで助けられて良かった。

あのまま働くハメになってた気がする…。

……ふぅん…

でも橙くんが来てくれるって思ってたよ。

……

ん…ニコ

黒く汚れてしまった心は治らない

はぁ……

俺な…本当は選択誤ったんじゃないかって…

いまさら遅いのにな。

そんなことない。

鮮明な判断だったよ。

それはよかった。

おれね…橙くんに会えなくてなちゃいった(笑)

………ッ//

あのさ…俺…から…紫ぁくんに…

大事な話があるんや。

この作品はいかがでしたか?

172

コメント

11

ユーザー

おいおいめちゃくちゃいい感じやんけ!? お前らお似合い!付き合えええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!

ユーザー

大事な話聞きたいです

ユーザー

えっ、待って続き気になる すっごい気になる 橙くんかっこいいし! 連載ブクマさせていただきます 大事な話待ってます

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