「目を失った君」

どこだ､､､？

ここ

まろの話によると

出かけていたら

目の前で俺が倒れたらしい

頭に激痛が走った

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ（ナースコール？）

まろは疲れきったような顔してた

よほど心配してくれていたことが分かった

正直

怖かった

でも、何かしないと何も変わらないから

そう自分に言い聞かせて

自分の席をたった

静かだ

とても

いむの目には目がついていたんだ

どういうことだ､､､？

あとから聞いた話だと

もういむの目が治ることは絶対にないのだそう

これは大人組といむだけの秘密

りうしょーに話すと､､､

もっと辛くなりそうだかららしい

数日がたって

いむも慣れてきたから

今日が退院日らしい

これからいむは目がない日々をおくる

大変だから

いれいすで

シェアハウスする事にした

最初は大丈夫だと言っていたいむだったけど

あまりにも心配されるから

逆に怖くなってきて

了承したらしい

いむらしいなと思った

杖も買う（？）ことにした

その方が安全だし

本当は泣きたかった

けど

いむは目見えてないのに

声でどんな気持ちか分かっちゃうらしくて

聞いた話だと---

まるで子供みたいな言い方で聞いてきたらしい

アニキは

心配する側なのに

心配させてしまった

と言っていた

心配させないようにしよう

という話だったが

やっぱりいむといると

悲しいとも思わなくなる

いむはアニキよりもちょっとみぎにむいて

今絶対なにか考えてた

目が見えてないから

黙るのもおかしくはないんだけど

顔が真剣だった

まろも同じことを考えていたらしい

そうだ

今1番辛いのは

いむだ