はじめに 今回は侑さんですが、ちゃんとした方言を期待されている方はご期待に添えません。 気にしないよ!という方は、読んでいただければ嬉しいです。
侑
教室にズカズカと入ってくる侑に○○は一度視線を向けるが、すぐに反対方向へ顔を向ける。
あなた
侑
あなた
返事がないため○○の視界に張り込む。
侑
無視を決め込むと決めた○○だか、自分の視界に入ってきて、平然に言ってのけた侑のそのセリフに我慢が出来なかった。
あなた
両手を力いっぱい机に叩きつけ耳にガツンとくる声量で怒鳴った。
侑
侑の肩がビクっと動く。ダンっ!と言う音にも驚いたが、○○の今までに聞いたことない声量で怒鳴られた事に思わず怯みそうになる。クラスメイトや廊下にいた生徒は○○の声に驚き固まっていた。
侑
あなた
あなた
侑
侑
侑が言い返そうと口を開くも、そうはさせないという勢いで○○は被せる。
あなた
あなた
あなた
侑
最後の吐き捨てたように発した○○の言葉にイラつき語気が強くなる。
あなた
侑の言葉を聞き、○○はまた顔を背けた。
侑
あなた
収集がつかないであろうやり取りに、治は頭をかきながら2人に近づいた。
治
侑
治
治は溜め息をつき、嫌がる侑を教室から追い出した。
侑
昼休みになり、○○と話に来た侑は治に近づきながら教室を見渡す。
治
侑
治の返事に納得できず、顔を近づけて睨みつける。
治
侑
治のボケなのか何なのか分からない返答にツッコミつつも、スマホをいじり出す。
治
侑
侑は治の問いかけに対して返事もせず、スマホをいじる。
治
返事をしない侑を少し睨むが、指の動きを見たときにメッセージを打っているのが分かった。
治
侑
治
○○は昼休みのチャイムが鳴るとすぐに教室を出て保健室にきていた。侑は移動教室だっためすぐには来れないと思っていても見つかりたくなかったからだ。
あなた
保健室の先生
あなた
保健室の先生に喧嘩をしたことを愚痴りながら、先ほどからブッブッと鳴っているスマホ見つめる。
保健室の先生
優しい言葉で諭され、もう一度話そうと思い○○はメッセージを送る。
あなた
打ち終わってからそう聞くと、先生は笑顔で頷いた。
部活が終わったら話をしようと連絡を取り合った。 ○○はそれまで教室で宿題をしたりスマホをいじったりして時間を潰していた。しかし、昨日はあまり寝れず朝もエネルギーを使ってしまったせいもあり○○はいつの間にか寝てしまっていた。
侑
侑が教室に入ると○○が寝ていた。声をかけながら、○○の顔にかかっている髪の毛を耳にかける。 ○○は聞き慣れた声と少しくすぐったい感触に目が覚める。まだ周りは明るく部活が終わる時間ではないのに何故か目の前にいる侑に少し驚くも、ジャージのままだった為すぐに理由が分かった。
あなた
侑
バツが悪そうにそう答える侑に対し○○は机に突っ伏した。息を吐き、また吸って突っ伏したまま口を開いた。
あなた
侑
突っ伏したままいきなり話し始めたことに驚きつつ侑は○○の前の席の椅子に座る。
あなた
侑
伏せたままの言葉は少し籠もって侑の耳に届いていた。聞き漏らしたらいけないと真剣に聞く。
あなた
○○は目頭が熱くなり鼻も詰まってきたのを感じる。
侑
あなた
何も言わずにいる侑に痺れを切らし○○は顔を上げた。そして文句を言うと涙が一緒に流れた。
侑
そう言いながら、侑は○○の両頬に両手で触れ親指で涙を拭う。そのまま真っ直ぐ○○の目を見つめる。
侑
侑
侑
あなた
侑
侑の話を聞いてあることに気がついた○○は、まだ自分の頬に触れている手を握る。侑の目が○○の手に移る。
あなた
一瞬手を引こうと動くも○○に握られていたので諦めた。また○○と目を合わせる。
侑
あなた
本当に泣いていたのか、と疑ってしまう様な表情で○○は侑を見る。
侑
侑
何か言ってと言われたので、侑は質問には答えないで自分の○○に対しての気持ちを伝える。 ○○はいきなりの愛の言葉に意表を突かれたが、すぐに表情が緩るんだのを自覚した。
あなた
end
最後まで読んで頂きありがとうございます。 今回は最初にお話しさせて頂いたように、方言が難しかったです。 また、シーン切り替えに挑戦しました。今まで書いてきたよりと長くなってしまったかな?と思いました。 どうしてもツムツムと喧嘩がしたかったんです。 侑は謝らないイメージでした。 というか、本当に悪いって思ってなさそうですよね。そんな顔したから悪い的な感じですかね。 2022/11/10
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