ある日
○○が家に帰ろうとした時のこと
アイ
ねぇ○○ちゃん
ちょっといい?
ちょっといい?
アイという子が クラスの女子を引き連れて 私を呼び出した
○○
何?
○○はトイレに連れていかれた
ドン!
アイ
あんたさぁ
最近調子乗りすぎじゃない?
最近調子乗りすぎじゃない?
○○
え…?
アイ
テヒョンくんやジミンくんと毎日一緒に登校しちゃってさぁ
アイ
あんた何様のつもりなの?
アイ
うざいんだけど
○○
え…?
わ、私2人と家近いから一緒に登校してるだけで…
わ、私2人と家近いから一緒に登校してるだけで…
アイ
はぁ?
何それ言い訳?笑
何それ言い訳?笑
すると突然 周りの女子たちが○○を押し倒し トイレの床に私を擦りつけた
○○
痛い…!
やめてよ!
やめてよ!
そして私のお腹や背中を蹴った
○○
やめて…!
お願い、やめて…!!
お願い、やめて…!!
アイ
やめてほしかったら
これからテヒョンくんやジミンくんに近づかないでよね!
これからテヒョンくんやジミンくんに近づかないでよね!
アイ
行きましょ
と言って 周り女子を連れて帰っていった
○○
うぅっ…
どうして急にこんな目に遭わないといけないの…?
どうして急にこんな目に遭わないといけないの…?
○○がトイレから出ると ちょうどテヒョンとジミンが通りかかった
テヒョン
○○!
どうしたのその傷…!
どうしたのその傷…!
ジミン
大丈夫?!
テヒョンとジミンは ○○の方に向かってきた
○○は2人を突き飛ばすようにして 走ってその場から立ち去った
○○
うぅっ( ; _ ; )
○○
私、テヒョンとジミンに悪いことしちゃった…
○○
心配してくれたのに…
ピコン♪
テヒョン
おーい○○〜
大丈夫か?
大丈夫か?
ジミン
何かあったらなんでも話してよ?
○○
ごめん…
大丈夫だよ
大丈夫だよ
ジミン
何かあったら登下校のときでも聞くからね
○○
ごめん
明日から登下校も別々にしたい
明日から登下校も別々にしたい
テヒョン
え!
そんな〜
そんな〜
ジミン
……わかった
でも何かあったらホントに言ってね
でも何かあったらホントに言ってね
○○
…うん
ありがとう
ごめんね……
ありがとう
ごめんね……
○○
はぁ…
テヒョンやジミンがいない登下校は楽しくないな……
テヒョンやジミンがいない登下校は楽しくないな……
○○
まぁでもこれでいじめがなくなるなら我慢しよっと
学校につき 靴を変えようとしたその時だった
○○
きゃぁ!
○○の靴の中に びっしりと画鋲が入っていたのだ
クスクス
クラスの女子たちが 下駄箱の陰から こちらを見て笑っていた
○○は怖くなって 学校から逃げ出してしまった
○○
ぐすっぐすっ
○○は泣きながら がむしゃらに走った
テヒョン
あ!○○どこに行くんだよ!
ジミン
どうしたの!
○○はその声を無視し 三角公園の大きな遊具に 身を潜めた
○○
(家に戻ったら親に心配されそうだから、今日はここで1日過ごそうかな)
その日から○○へのいじめが 始まった
日に日にいじめは酷くなっていった
○○
やめて!
蹴らないで!
許して…!
蹴らないで!
許して…!
アイ
あははははっ!
何その惨めな姿!笑
何その惨めな姿!笑
アイ
……その顔もうぜぇんだよ!
ドカッ!
○○
うっ
うぅぅ…
うぅぅ…
○○は毎日トイレで アイや周りの女子から 暴力を振るわれた
○○へのいじめに 先生やヨナ、テヒョンやジミンも 気づかなかった
ある日…
テヒョン
はぁ…
アイ
どぉしたの?テヒョンくぅん♡
テヒョン
最近○○の様子が変なんだ…
アイ
(ちっ…あいつの話かよ…)(心の声)
テヒョン
なんかアイ知らねぇか?
アイ
え?私はなぁんにも知らないよぉ♡
アイ
そんなことより、今度一緒に出かけない?♡
テヒョン
いやごめん
今それどころじゃないから
今それどころじゃないから
テヒョン
じゃあね
アイ
(ちっ…なんだよ…)(心の声)
○○
もう私学校行くの辛いな…
○○
誰も私へのいじめに気づかないし、私なんていても誰からも必要とされてないんだろうな…
○○
私の生きてる意味ってなんなんだろうね…
第7話はこれで終了です!
今回もいつもと比べて 少なめです💦 ごめんなさい🙏
○○はこの後 どうなってしまうのか…!
次回もお楽しみに!