TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

エレベーターの扉が閉まり、ゴウンゴウンと上へ動き始める。

伏黒甚爾

何のつもりだ?

世来〇〇

このエレベーターは地上から最下層まで一直線

世来〇〇

片一方に着くまでに十数分はかかる

世来〇〇

ただの時間稼ぎだよ

世来〇〇

あと…

「お前の血は美味そうだ」

ガブリと手加減無しに男の首筋に噛み付く。

一気に体中の血を飲み干すかのように吸い付いた。

伏黒甚爾

ッ、!?

伏黒甚爾

離れっ、

世来〇〇

暴れんなよ

目を見つめてそう支持すると、男の目が赤くなる。

何ヶ月か前に気付いた、私の新しい力。

目を見て指示をすると、相手が従う催眠術。

私の体は少しづつ人間から吸血鬼に変わってゆき、

昔よりだいぶ血を欲するようになった。

ニンニク料理は食べれなくなったし、日光にも弱くなって、

そして、術式とは別の"吸血鬼の能力"が芽生える。

伏黒甚爾

ドサッ

世来〇〇

チウッ

血の吸われ過ぎで男が倒れる。

男が抵抗しないうちに出来るだけ多くの血を吸った。

世来〇〇

うん、中々の美味

世来〇〇

最期の吸血がフィジカルギフテッドのなんて、上々

伏黒甚爾

グサッ

私の催眠が切れて、男は私の横腹に呪具を突き刺す。

伏黒甚爾

はあはあッ、お前…何者だ…?

世来〇〇

ただの吸血鬼だよ

世来〇〇

人間の血がだーい好きな、ね

男が息を荒くして上に乗る私を地面に落とす。

出血が止まらない。せっかく飲んだのに、勿体ない。

でも理子ちゃんが無事ならいいか。

まだしばらく立ち上がれなそうな男を横目に、

私は意識を手放した。

NEXT→♡1000

さ し す せ 組 の 吸 血 鬼 、愛 さ れ 過 ぎ て る

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,085

コメント

7

ユーザー

やばい。早く続きを見ないと、、続き、続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き続き面白すぎて、もう好き。大好き。 続き楽しみにしてます!!!!

ユーザー

甚爾貴様ッ!私の推しの五条悟だけでなく○○まで!許さんッ!

ユーザー

へっ 、ああぁ😢 。 だから 、五条くんたちの血を数量が増えてたのかな。。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store