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コメント
2件
うわぁ…第26話、読み終えたよ…😭💔 青兄からのプレゼント、マカロンや花束のシーンがもう切なすぎる…特に黄くんが「青兄みたい」ってつぶやくところ、心臓ぎゅってなったよ…。覚悟を決めて花束を抱えるラスト、『たとえこの祈りが届かなくても』ってタイトル回収がエモすぎて涙腺崩壊した… りぃ。さんの描く感情の機微が繊細で、ずっと胸が痛いけど、それでもこの物語が好きだって思える。続きも絶対読みたい…!
赤が声を殺して涙を流す姿を眺めながら
僕は思い出に浸る 。
しばらく楽しかった日々を掘り返しながら 、
ふとひとつの思い出が蘇った 。
小さな公園で
青兄が将来の夢について話していたあの日 。
その夢を
僕たちが 殺してたんだ 。
夢だけじゃない 。
その夢を叶えるための
" 青 " という存在ごと 。
僕はあるひとつの箱を見た 。
その中には 、 「 将来のために 」と 貯金したお金がたくさん入っている
黄
赤の嗚咽に僕のつぶやきが混じった 。
黄
箱に手を置いて少し圧をかけると 、 しわを作って箱が凹む 。
黄
ありったけのお金をすくって落として 。
そんなことを意味もなく繰り返していると
くしゃくしゃになった紙が出てきた 。
黄
紙の中に折りたたまれていた1000円札
クシャクシャになった紙
そして
黄
僕にも くれてたんだ . .
青
反射的に顔をあげると、
どこかで青兄が微笑むような感覚に陥った 。
プレゼントをどこか荒い手つきで開けると 、
優しくて淡い色をした 、
向日葵の描かれた箱に入っていた マカロンが1番最初に目に入る 。
マカロンを口に入れると
見た目通りの優しい味が口に広がる 。
黄
優しい色が 。
優しい味が 。
どうしようもなく暖かい何かが 僕の体を包んだ時 、
あの青兄に何もかも似ていると どことなく思った 。
赤
黄兄が聞いているのか聞いていないのかも
確認しないで 、 俺は黄兄に声をかける 。
赤
俺が指した方を見るなり 、
少し嬉しそうに口角を上げた黄兄を見て
俺だけじゃなかったんだ
という理解できない感情が どこからか込み上げる 。
赤
青兄にかぎって 、 俺だけに渡すなんてこと
しないはずだってどこかでは わかってたはずなのに 。
棚の上の 、 ひと束ぽつりと置かれた花束を
意味もなく見つめる 。
自分宛だと分かっていても 手を伸ばせない 。
" 最後 "
最後になるプレゼントを受け取れば 、 青兄の存在が消えたことを
受け入れることになる
なんて
惨めな考えをする自分が大嫌い 。
黄
返事がないことなんて 、
返事が来なくて落ち込むことなんて
自分がいちばんわかっているのに 呼んでしまうのは 、 何故だろう 。
陽がおちた部屋と心情が重なる 。
黄
覚悟を決めて花束を抱える 。
これは青兄の生きた証であり 、
僕の宝物
受け取らずにはいられない
たとえ僕の祈りが届かなくても 、
伝えたい
僕は
彼の幸せがいちばんで
痛いほど後悔していて 、
痛いほど 貴方が好き
もう届かないところにいる青兄に 、
この宇宙でいちばん 幸せを感じてほしい
このことを青兄は 忘れることなんてないと思う
─ それでも 、 一瞬でもこの痛みが 消えるくらいの幸せを
彼が感じられるような世界を創れますように
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