テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今日は私の家族の話をするね
けどあまり思い出したくないから
簡潔に
百花家はパパとママと私の3人家族
本当にごく普通の家庭だった
…だったと思う
2021年
私は20歳になったタイミングで 東京に行く事になった
一人暮らしになり
中々、家に帰れない日々が続いていた
今思えば
そこから歯車は 動き出していたのかもしれない
2023年ぐらいだったと思う
ごめん… なんかあんまり覚えてないんだ
その日は後輩の晶哉と買い物に行ってた
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
Prrrrr
突然携帯に着信が
百花 瑞希
佐野晶哉
私は店を急いで出て電話に出た
百花 瑞希
百花 瑞希
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
百花 瑞希
百花 瑞希
時が止まったと思った
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
一点を見つめ電話を切る
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
佐野晶哉
佐野晶哉
百花 瑞希
佐野晶哉
佐野晶哉
百花 瑞希
百花 瑞希
佐野晶哉
百花 瑞希
百花 瑞希
佐野晶哉
佐野晶哉
百花 瑞希
私は急いで駅に行き
大阪へ向かった
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
『父が母を殺したって』
色々両親の仲が悪かっただの
質問をされ続けた
分かんないよ
私にとっては最高の家族だったから
『お父さんと面会しますか?』
そう言われるまま留置所で向かった
中に入ると父がいた
父
百花 瑞希
父
百花 瑞希
百花 瑞希
父
父
百花 瑞希
父
父
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
父
父が涙を流した
父
父
父
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
父
百花 瑞希
百花 瑞希
父
父
百花 瑞希
百花 瑞希
父
百花 瑞希
父
凄く呆気ない別れだった
留置所を出た夕方
凄く綺麗な夕日だった
皮肉だと思った
…もうあんまり覚えてない
百花 瑞希
百花 瑞希
中間淳太
中間淳太
電話を掛けた理由も
人選も分からない
百花 瑞希
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
百花 瑞希
中間淳太
中間淳太
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
中間淳太
百花 瑞希
中間淳太
百花 瑞希
退勤ラッシュの構内は忙しなく時間が動いている
だけど私はゆっくりしか身体が動かないみたいだ
百花 瑞希
人混みで私が何処にいるか分からない
人の流れに沿うように歩みを進めた
『瑞希!!』
突然名前を呼ばれ
何かに身体を包まれた
百花 瑞希
凄く暖かった
中間淳太
百花 瑞希
なんか自然と涙が出てきた
パパと会った時は出なかったのに
ママの顔見ても泣かなかったのに
中間淳太
中間淳太
長い悪夢を見ていると思ってた
登場人物が私しか居なかったから
けど、
夢じゃない
これだけ優しくされたら
現実逃避が出来ない
気付いたら布団の中だった
どうやって帰ったんだっけ
なんか
記憶がフワフワして
眠い…
全部夢だったら良かったのに
今でも信じてるもん
おはよう
全然寝た気がしない
あれ、
めっちゃ通知来てる
もう情報出たのか
早いね今の時代
でも返信する気も出ないや
こういう時って一人じゃない方が
良いのかな
誰かに電話する?
でも皆忙しいし
晶哉、心配してるかな
あ、買い物の予定改めないと
でもなんか今はいいや
なんかドア開いた気がした
いや気のせいか
んー
寝よ…
百花 瑞希
百花 瑞希
なんか気持ち良く寝れた気がする
暖かい
なんかに包まれてるみたい
ん、?
手がある…
あ、ほんまに包まれてる
じゃあ誰?
合鍵は…
えっと…
1本は…和也に渡して…
…えっ、、と…
あと1本誰やったっけ…
あ、事務所に渡したんだっけ…
じゃあ誰でも入れるのか…
ちゃか〜?
ん〜…
ちゃかが気持ち良く寝てどうすんのよ
ちゃか…
ちゃかは…えっ…と…
やばい記憶がフワフワしてる
みずの体温が暖かくて…
年頃の女の子にそんな事しないの
しかも先輩だし
んー…
百花 瑞希
え、起きてる…?
百花 瑞希
あーあ
嫌われたかもね
百花 瑞希
宮近海斗
百花 瑞希
宮近海斗
百花 瑞希
川島如恵留
百花 瑞希
百花 瑞希
川島如恵留
川島如恵留
百花 瑞希
百花 瑞希
川島如恵留
百花 瑞希
宮近海斗
宮近海斗
川島如恵留
百花 瑞希
川島如恵留
川島如恵留
百花 瑞希
川島如恵留
川島如恵留
百花 瑞希
続く…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!