蜉蝣
彰人
冬弥
蜉蝣
ん…ここは…?
彰人
………。
蜉蝣
彰人…?
ねぇ…聞いてる…?
ねぇ…聞いてる…?
冬弥
パシッ…!
蜉蝣
ッ…痛いッ…。
冬弥
彰人に触るな!
冬弥
彰人が汚れてしまう。
蜉蝣
そんなつもりじゃッ
彰人
じゃあなんで
あの時歌わなかったんだよッ
あの時歌わなかったんだよッ
冬弥
その通りだ!
冬弥
体調が悪かろうと、
歌うのが義務だろ?
歌うのが義務だろ?
蜉蝣
ッ…
彰人
見損なったよ。
冬弥
あぁ…俺もだ。
蜉蝣
ッ…
彰人
もう触んな。
冬弥
お前は…、
俺たちと あの伝説を超えることは 出来ない。
蜉蝣
ッ…!?
蜉蝣
バサッ!
彰人
おっ…起きたか…。
冬弥
良かった…。
彰人
ちょっと触んぞ。
彰人
(近寄る)
蜉蝣
(後ずさりする)
彰人
?(怖がってるのか?)
冬弥
どうしたんだ?
冬弥
言えないことでもあるのか?
蜉蝣
な…ないッ…。
冬弥
ではどうしッ…。
蜉蝣
はぁはぁ…。
蜉蝣
ッ…。
彰人
大丈夫か!?
彰人
(近寄る)
蜉蝣
イヤッイヤ イヤ!!!
彰人
!?
蜉蝣
来ないで…来ないでッ…。
彰人
俺じゃダメだな。
冬弥
俺が近づいてみる。
冬弥
(近寄る)
蜉蝣
歌えなくてごめんなさいッ…。
冬弥
大丈夫だ。
蜉蝣
オェ…ポロポロ…(泣)
冬弥
サスサス…( ´ ..)੭⸒⸒
蜉蝣
ビクッ…ポロポロ…((泣))
蜉蝣
。。。(lll __ __)バタッ
彰人
御影…?
冬弥
気を失ってしまったようだな。
冬弥
そのうちまた覚めるだろう。
彰人
だな。
冬弥
待っていよう。






