アストピア 全ての始まり編

ようやく城内に入った私達は玉座の間へ向かっていた

inサイショー城　城内

ララシェさんが足を止めた目の前を見ると そこには大きくて豪華な扉があった

扉に驚いてる私達をララシェさんはふふっと笑い 扉をノックした

そう言い残してララシェさんは去っていった

兵士さんは何人か居るが、流石に気まずい

…しかも

この王様…

ﾄﾞｼｲｯ!

片手に骨つき肉を持っていて、いかにも大食いな王様だった

しかもこう…ぽっちゃりしてる

やはり信じていなかった

…ここで私は異変を感じた

どこかで感じた、あの禍々しい気配

このパターンってまさか…

王様の顔はあっという間に城の外へ消えていった

兵士たちはどうしようと騒ぎ出し、その声に気づいたのか ロンノさんとララシェさんが駆けつけた

この会話の後、ロンノさんは城門を開けてくれた

…私達は東の森に向かって歩き始めた

アストピア ９話 終