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フォロー、ブクマ失礼します…<(_ _*)>
死にたい
死ねない
そんな言葉を毎日毎日頭の中で呟く。
俺は、今年で16歳。
普通の子なら、友達とゲーセン行ったりプリ撮ったりする
でも、俺は許して貰えない。
お小遣いは勿論、自分の着たい服すら着させてもらえ無かった。
俺の親はそういう人だった。
俺は所詮5番目
1番になんてなれないし。 かと言っても末っ子にもなれない。 中途半端な所。
俺は、苺谷 莉犬。 俺の家庭は、6人も子供が居る大家族。 俺はその中の5人目。 でも、5人目だからといって、甘えさせては貰えなかった。 勉強は100点が当たり前。 運動も、陸上部よりも足は速くてはならない。 その上、弟の面倒を見て、家事全般をしなくてはならなかった。 そんな俺は、自由なんてなくて。 この家では、「良い子ちゃん」でいなくてはならない。 そう小さいながらに思った事があった。
勉強も運動も他の人の何倍も努力して全て100点を手に入れた。 いつも100点を取っていた俺に嫉妬し、妬み、虐めてくる姑息な奴もいた。 俺は、普段からそういうのに慣れていた。 親のお陰で。
俺の父はとてもエコヒイキが酷かった。 俺より何歳か上の兄貴達。 彼等には「勉強しなくて良い。」 「運動しなくても死なない」等と言い、 俺には「死ぬ気で100点を取れ。」 「お前は、他の誰よりも劣っているんだ。運動をしろ。」 と、当時まだ6歳だった小さな俺でも、分かるぐらい 兄達とは違う言葉を浴びせられ、 また、兄達とは違う感情を抱かれていたことに気付いた。
母は、子供に興味が無く仕事人間だった。 いや、「俺にだけ」興味がなかっただけなのかもしれない。 母は俺に小学四年生になる頃に家事を押し付けて来た。 「将来役に立つ」 「それくらい出来るでしょ。出来損ないなんだから。」 ...確かに、俺は人より劣ってるから出来損ないに違いない。 そう思ってしまった。 それから俺は半ば強制的に家事をさせられるようになった。 全て。
そんな親の下で育った俺。 それを見ていた兄弟は、俺の事どう思っていたのだろうか。 「出来損ない」? それとも、 「可哀想」? 俺には、分からない。
彼等がどう思おうと、何かが変わる訳じゃない。 だから、期待もしない。 こんな事を思う俺は、もしかしたらもう人間じゃないのかもしれない。 ...いや、最初から人間じゃ無かったのかもしれない。
何も思わなくなった俺。 悲しいも、嬉しいも。 全て諦めてしまった。 勿論、
愛して欲しい
という感情も。
他の人から見たら俺は家族の奴隷、ロボット。 最近は、痛みすら感じ無くなった。 虐められるとき。 前まで痛くて怯えていた。 だが、数日前、俺は突如叩かれても
痛く無くなった
あぁ、俺、壊れたんだ。 土砂みたいに、崩れ落ちたんだ。 ガラスが割れてパラパラと床に落ちていく。 それが、なんとなくこの世の中で1番綺麗なんじゃないのかな。 と、感じた。
思えば、俺は両親に洗脳されてた。 他の子は良くて、自分はダメ。 そんな理不尽にも耐えて、何時しかそれが普通で。 不思議にも思わなくなっていった。 感覚が無くなるのって、こんなにも俺を解放してくれたんだ。 手遅れでいい。 また元に戻ることを俺は望まない。 苦痛に耐えた16年間。 それが報われた様に俺には思えるから。 また戻る。 それは、生き地獄同然。 俺にとって、死んでいるのと同じだ。 それならば、生きている心地がある今方がとてもキモチイイ
辛い時。 リスカをした。 アムカだってした。 それでも辛いから、いつも首を絞めた。 いじめっ子にビール瓶で叩かれたり、バットで背骨にヒビを入れられたり。 痛くて痛くて。 でも、誰にも気付かれたく無くて 俺は隠し通してきた。
でも、まだヒビが入ってる背中は、もう痛くない。 隠す必要なんて無い。 だから、自然な笑顔でいつものように俺は、皆の事を起こす...
赤
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chanai🍒
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