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海
隊長と副隊長がお話するだけ
海
短め
ｷﾞｨｰ
保科
ん？
保科
お、亜白隊長
亜白
保科か
保科
何してはるんです？
亜白
…休憩、だな
保科
どないしたんです？
保科
言い淀んで
亜白
んー、休憩というか
亜白
…サボり？
亜白
というか
保科
？
亜白
あれを見ていた
保科
あれ…？
亜白
ｽｯ(指を指す
保科
ん？
保科
…あぁ
保科
新人達ですか
亜白
あぁ、
亜白
良いな、今年のは
亜白
意欲もあるし
才能もある
才能もある
亜白
初々しくて良いな
保科
亜白隊長まだそんなに歳食ってないやないですか
亜白
だがあのような初々しさはもう感じれないぞ？
保科
…確かに
亜白
保科もここに来たばかりの頃は
亜白
誰も信用していない猫みたいで可愛かったぞ
保科
…褒めてます？
亜白
最初お前は誰にも頼ろうとしないから海老名と話し合ったなぁ…
亜白
まぁ、、今でも頼ってはくれないんだがなぁ〜…
保科
僕の前で言います…？それ
亜白
…
保科
僕、結構頼ってるつもりやったんですけど…
亜白
あれでか？
亜白
足らん、もっと頼れ
保科
えぇ〜
保科
…例えば？
亜白
んー
亜白
自分で全てやろうとするな
保科
…はい？
亜白
お前は生傷が耐えない、敵に近づき過ぎなんだ
保科
それは…僕の戦闘スタイルやから何とも言えませんねぇ
亜白
もう少し周りを使えと言っている
亜白
お前は確実に討伐出来ると思ったら死なない程度の攻撃は避けないだろう
保科
…そっちの方が確実ですんで
亜白
1度引いて後衛に任せれば良いんだ
亜白
別にここにはお前が討伐し損ねたからって攻めるやつは居ない
亜白
8号の時もそうだったろう
保科
それは、…
亜白
そんなに信用ならんか？私達は
保科
あぁ､や！違います
保科
信用というか何と言うか
保科
もう、多分癖になっとるんですよ…
保科
他の隊員が戦って傷付くより僕が確実に討伐する方が被害も少なく済む
保科
やから攻撃も受ける
保科
そういう悪癖がこびり付いとるんですよ
亜白
…
亜白
じゃあ直せ
保科
えぇ？
亜白
隊長命令だ
亜白
もし
亜白
命令を破る様な事があれば
亜白
うーん、処罰はどうしようか
亜白
あぁ、破ったら有給を1日使って貰う
保科
っえぇ！？
亜白
なに、怪獣から攻撃を受けなければ良い
亜白
簡単だろう？
保科
…え、は
亜白
モンブラン1週間禁止でも良いんだぞ？
亜白
返事
保科
…了
亜白
じゃ、
私は業務に戻る
私は業務に戻る
ｷﾞｨｰ､ ﾊﾞﾀﾝｯ
保科
…
保科
…か
保科
堪忍してやぁ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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