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6 - 第5話 「信頼 (仲間割れそして2度目の逃走)」

♥

55

2023年04月05日

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海澄

ここでちょっと待ってろ

永莉奈

ここは…?

海澄

俺の部屋だ

海澄

俺はほかの奴らに話をしたいから

海澄

落ち着いたら1階のリビングまで来い

海澄

いいな?

永莉奈

…わかった

海澄

…勝手なことはするなよ(しないと思うけど)

永莉奈

……

ガチャ……バタン

永莉奈

…フゥ

永莉奈

私…ここにいて良いのかな…

永莉奈

これで海澄さん達が__れたら

永莉奈

全部私のせいだ…

バタン

海澄

…よし行くか

悠翔

はい

悠翔

…海澄さん

海澄

ん?

悠翔

もし2人が反対したら

悠翔

どうするんすか?

海澄

…あぁ その事か

海澄

………考えてなかったな

悠翔

え!?

悠翔

考えてなかったんすか!?

海澄

まぁ そんときは頑張って説得するなりしてみるよ

海澄

でも、何となくだが

海澄

アイツらが反対する気はしないんだよな

悠翔

よくそう思いますね

悠翔

海澄さんってそんなポジティブでしたっけ

海澄

何でだよ

海澄

長年の付き合いでの勘だ

海澄

待たせたな

龍也

おう、来たか

堅人

………

悠翔

待たせてすんません

海澄

それじゃあ 話を…

堅人

反対だ

悠翔

え?

堅人

俺はあの娘を仲間にするのには反対だ

龍也

堅人、お前どうしたんだよ

堅人

お前も分かんねぇのか

堅人

あの娘はBLUE MOONの子だぞ

堅人

もしかしたら俺たちの情報を得るために送り込んだかもしれない

悠翔

でもとりあえず、今は海澄さんの話を聞きましょ?

海澄

...堅人の言う通り

海澄

永莉奈は青月(BLUE MOON)の者だ

海澄

けど、あくまで俺の考察だが...

海澄

アイツは青月のことを最近知ったかの用だった

堅人

それもフリだったらどうするんだ

堅人

RAVENの情報が漏れたら、俺達終わるぞ!

龍也

堅人、落ち着けって

堅人

.........

龍也

で、海澄 お前はその子をどうしたい?

海澄

俺はアイツを仲間にしてRAVENと協力してもらいたい

龍也

...そうか

海澄

意見を言う前に...

海澄

先に伝えておく

龍也

堅人

海澄

お前ら2人が反対だったら

海澄

俺はここを出て行く

龍也

!?

堅人

...は?

悠翔

ちょっと海澄さん、話が違うじゃないっすか!?

海澄

お前を巻き込みたくなかったからな

悠翔

......

堅人

出て行くってことは...

堅人

RAVENはどうするんだ?

海澄

2人に任せるよ

海澄

俺はRAVENじゃ無くなる

海澄

ほぼ敵同士になるからな

堅人

そんな、お前どうしちまったんだよ!?

堅人

さっきの女と会ってから

堅人

いつものお前じゃないぞ

龍也

堅人...

堅人

全部、全部あの女のせいだ!

堅人

アイツがお前をこんな風に...

悠翔

堅人さん!

堅人

もういい!!

堅人

あの女を追い出してやる!

海澄さんが下に行ってから少し経ち 私の心もだいぶ落ち着いた

今海澄さん達は他の2人と話しているだろう

永莉奈

ちょっと 様子見に行くか

私は自分の家から出て行く時持っていたスマホと財布を近くにあった机に置き、下に向かった

永莉奈

ん? 声がする

堅人

ーーーー!

海澄

ーーーー

階段を降り、海澄さんたちのいる部屋を探そうとしていたら 声、怒鳴り声が最適かもしれない そんな声が聞こえた

永莉奈

こっちか

声がする方へ向かい、ドアを開けようとした時 ある言葉が飛んできた

海澄

俺はRAVENじゃなくなる

永莉奈

...え?...

私は頭が真っ白になった

RAVEN それは私のお母さんの... BLUE MOONの資料にあった組織...

永莉奈

RAVENってBLUE MOONの敵じゃ...

海澄さんはそれを知って私を?

そのような疑問がどんどん出てきたが それがひとつの言葉に辿り着いた

逃げないと

今家族の敵と同じ場所にいるならまず逃げないと

戻りたくないけど 家に帰らないと

お母さんも全て話したら許してくれるかも

そう思い私は急いで部屋に戻り荷物を取った

永莉奈

バレないように急いで...

そうやって玄関に向かおうとした瞬間

ガチャ

永莉奈

あ...

さっきまで話していた海澄さん達が出てきて私は怯えた

海澄

永莉奈...どうした?

優しく声をかけてくれた海澄さん でも...

永莉奈

ごめんなさい(ボソッ)

そして私は雨の中へ飛び出した

海澄

待てっ 永莉奈!!

悠翔

永莉奈ちゃん!

堅人が廊下に飛び出したちょうど同じタイミングで永莉奈が降りて来た

そしてまた家を出た

自分でもどうしてか分からないけど

あれ以来永莉奈が1人で無事にいられる気がしなかった

海澄

クソッ

龍也

海澄!

龍也

あの子を追え!

海澄

龍也...?

龍也

いいから俺たちは車で追う

龍也

助けたいんだろ?

海澄

! ありがとう龍也

龍也からの言葉を貰い俺はアイツを... 永莉奈を追いかけた

海澄

絶対変な目に遭うなよ

海澄

(今、助けてやるから...)

ぬっし〜

はい、今回はここまで!

ぬっし〜

遅くなり申し訳ございませんでした_|\○_

ぬっし〜

えぇ、何故かと言いますと

ぬっし〜

ただ単に全然アプリ開いてなかったからです(ほんとにごめんなさい)

ぬっし〜

では次回

ぬっし〜

海澄は永莉奈に追いつけるのか

ぬっし〜

そして 明かされる永莉奈の過去

ぬっし〜

どうぞお楽しみに!

あいつらを守るためなら…………

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55

コメント

2

ユーザー

永莉奈が書く小説は、どれもすげぇ面白いし読んでてハラハラするんだよなぁ。すげぇよ(*´-`)

ユーザー

えぇ!永莉奈ぁ!?

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