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寧々

ほ、本当に、
ここで歌うの…?

メイコ

うん!

ミク

頑張れ〜!

寧々

そ、そんな事言われても…

どうしよう… 震えて…声が…でない

克服しなきゃいけないのに… やっぱり…私には…

…でも、頑張らなきゃ

自分でお願いしたんだし やらないと

勇気を出さなきゃ!

寧々

スー…ハー…

寧々

♪ー…

ミク

寧々ちゃん、
歌すごくキレイだね♪

メイコ

そうね

メイコ

でもー

寧々

♪ー…♪ーー

なんか歌ってるな

そうね

そんなことより早くいきましょう

誰も…私の歌を聞いてくれない… 私のことすら… きちんと見てくれてない…

寧々

♪ーー♪ー………

やっぱりだめなんだ

寧々

……ありがとう
ございました

あの子何してたんだ?

さぁ?

ていうか今気づいた

寧々

…っ

ミク

寧々ちゃん…

メイコ

…なるほどね

寧々

…ただいま

メイコ

ただいま〜

ミク

たっだいま〜

カイト

あ、お帰り

お、ちょうどよかった

今カイトと一緒に
ランチを作っていたところ
だったんだ

カイト

よかったら
みんなで食べないかい?

ミク

食べる〜!

寧々

あれ、類は?

類なら倉庫で
部品を探しているぞ

寧々

そっか…

カイト

それじゃ僕は
類くんを呼んでくるね

わかった

ここをこうして…
これは…今は必要ないから…

カイト

類くん、
そろそろご飯だよ

あ、カイトさん

寧々たちは
帰ってきたんですか?

カイト

うん

カイト

でも、すごく
暗い顔をしていたよ

…そうですか

カイト

でも
メイコが何かに
気づいたみたいだから
安心していいと思うよ

本当ですか?

カイト

本人に聞いたわけじゃないから
絶対、とは言えないけど…

それでも大丈夫ですよ

寧々のこと
受け入れてくれて
ありがとうございます

カイト

反対する人なんて
そもそもいなかったでしょ?

そうでしたね

後で、
二人にもお礼を言おうかな

カイト

そろそろ行こうか

そうですね

聖なる夜と歌姫の贈り物(ギフト)

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