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凛月
（やばい…洋画興味なさすぎて眠い…）
沙菜
（きたはきたでいいけど…面白くない……）
夏樹
……
司
(ò_óˇ)面白い…こんなものがあるんだ…（小声）
凛月
……ｽｩｩ……
沙菜
…ｽｩ………
夏樹
（寝てる…）
司
✧\(>o<)ﾉ✧
夏樹
司。
司
はい。（小声）
夏樹
キスしていい？
ﾄﾞｺﾞｫｫｫ!!ﾊﾟｻﾊﾟｻﾊﾟｻ~~
司
え?なんて?
夏樹
はぁぁ。もういい。
司
え?
ﾁｭｯ
司
うwa……ﾝｸﾞｸﾞ…
夏樹
ここ映画館。静かにして。
司
え///じゃあやめてよ。…たくさん人いるし。…
夏樹
隣の奴らは寝てるし他の客だって映画見てるよ。
司
え、え、えぇ??
ﾁｭ…ｸﾁｭｯﾁｭ
司
や…ん//だめ…///
夏樹
……
ﾁｭ…
沙菜
ごめん。…いいところで申し訳ないけど起きてるんだわ。
夏樹
……
司
え!、ﾌｶﾞｯ……ﾓｺﾞﾓｺﾞ
夏樹
だから静かにしろ。（口ふさぐ）
司
すみません…
沙菜
…まぁ、みんなには黙っとく。
夏樹
ありがとう。
沙菜
（あ～やっぱり夏樹くんは司くんが好きなのかな。……）
司
（ｱﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜﾜ…）
凛月
フワァ!!映画面白かったね!
沙菜
凛月寝てたでしょ。
凛月
ｷﾞｸｯ
夏樹
……
司
……
凛月
あれ?夏樹くんと司くんどーしたの？
沙菜
多分疲れたんだよ。
凛月
あ～そーゆーこと!帰りの電車でゆっくりしてね。
夏樹
おぉ。
司
はい。…
凛月
ｸｶｧｰ………
司
ｽﾋﾟｰ………
沙菜
結局凛月が寝てるし。
夏樹
おい。
沙菜
ん?
夏樹
あれ、他言無用な。
沙菜
わかってるって。大丈夫。
夏樹
。
沙菜
…
沙菜
ねえ、夏樹くんって司くんのこと好きなの?
夏樹
何だ急に。
沙菜
あ、いや、なんか気になって…
夏樹
……わからない。
沙菜
そう。…じゃあまだ私にチャンスはあるんだね。
夏樹
…司が好きなのか?
沙菜
うん。
沙菜
保育園のとき支えてもらってね。司に。
沙菜
小学校、中学校がちがったから覚えてないと思うけど。私はずっと覚えてる。
沙菜
次は私が支えてあげる。って、何話してんだろ…
夏樹
言わないから。誰にも。
沙菜
ふふっ。ありがと。
司
んん～……さなちゃん…ダイジョーブだよ……
沙菜
!!
夏樹
!!
沙菜
え、…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
夏樹
あ、おい!なんで泣いて………はぁ…
沙菜
うっ…うっ…覚えてるのかな…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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