テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
るぅあ
美夏
るぅあ
美夏
美夏
美夏
るぅあ
るぅあ
美夏
美夏
天羽
天羽
夜月
夜月
るぅあ
天羽
天羽
月彩
天羽
天羽
月彩
月彩
天羽
お兄ちゃんはああ言うけれど
心配。すぎる
それに、、
天羽
天羽
でも、何を伝えれば……
次は________雨咲駅
雨咲駅
月彩
天羽
天羽
天羽
雨宮家の能力は
代々植物に関する能力である。
天羽
昔の権力の名残なのか
大きい本家。
住んでいるのは祖父と
昔から家に就いているお手伝いさん。
天羽
天羽
登美子
登美子
月彩
月彩
天羽
登美子
天羽
登美子
登美子さんと、祖父は
唯一の心のありどころだった
ずぅっと、暖色だった。
月彩
月彩
月彩
祖父
布団の上に横たわる祖父は
以前のような威厳、勢いは無かった
認知症がかなり進んでおり
記憶も曖昧だ、とのことだった。
月彩
祖父は、僕らに優しくしてくれた
稽古を付けてくれることもあったし
その時は、厳しかったけど
それは、心から僕らのことを
想ってくれていて。
大きな手で、頭を撫でてもらうことが
何よりも嬉しかった
月彩
月彩
月彩
僕は
これから、祖父を騙す
天羽
月彩
月彩
月彩
天羽
天羽
月彩
月彩
天羽
月彩
月彩
月彩
月彩
月彩
祖父
月彩
天羽
天羽
月彩
天羽
天羽
天羽
天羽
祖父
微笑む時にできる目尻の皺も
天羽
祖父
祖父
しみじみと嬉しそうに
登美子さんに私のことを話す姿も
祖父
祖父
登美子
ちょっとお茶目な1面も
全部、全部
唯一の光だったから
天羽
天羽
祖父
天羽
ぽん、と祖父の
当時よりは骨ばっているけれど
相変わらず大きい手の温もりが
頭に乗る。
祖父
祖父
祖父
天羽
月彩
月彩
祖父
祖父
祖父
祖父
祖父
月彩
祖父
月彩
祖父
祖父
月彩
月彩
天羽
認知症の祖父が
久しぶりに、意識がはっきりとしていた
と知ったのは
後に登美子さんに聞いてから。
そして、ようやく
天羽
天羽
天羽
夜月
るぅあ
るぅあ
夜月
天羽
月彩
月彩
月彩
美夏
美夏
美夏
月彩
私たちは、前進した
月彩
月彩
コメント
6件
うわ……おじいさん!!いい人すぎるし最高すぎない?!親があーゆう感じだとそーゆう祖母とか祖父だとすっごい嬉しくて暖かいよね…。
確か天羽ちゃんのおじいちゃんはいい人と聞いたことがある気がしたので。