「好きだよ」なんてね

〔兄弟パロ 病み 桃赤 青赤〕

-「好きだよ」なんてね -

start▶️

俺は兄ちゃんが大好きだ。

でも、この気持ちは許されるものではなく

自分の中に閉じ込めていた。

そんなことを言いながら近ずいてくる兄ちゃん。

すぐに分かる。

他人の匂いと酒の匂い

おまけに、めちゃめちゃ酔っている

酒が嫌いな兄ちゃんは自分から飲むことはない

どーせ、彼氏に無理矢理酔わされ、犯されできたんだろう。

兄ちゃんの彼氏は

とても束縛が強い

でも、自分は 浮気 ばっか。

何度も俺は浮気現場を見てきた。

そして、目撃する度に兄ちゃんに報告した。

でも、兄ちゃんはその彼氏に 溺愛 していて

「好きだから。愛してるから。」と許していた。

やっぱり変わらない答え。

兄ちゃんは彼氏に溺愛しすぎて

何度も何度も泣かされていた。

そして、泣かされる度に俺に愚痴をきかせた

「またさぁ、ｯ青ちゃんがTinderでｯ女の子に、ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

「青ちゃんが、ｯ合コンに参加してて…ｯｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

｢青ちゃんが…ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣

「浮気してて、ｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

毎回聞かされる「青ちゃん」「浮気」

俺まで苦しかった。

でも、愚痴の最後の言葉はいつも

「でも、ｯ俺には青ちゃんしかいないの…ｯｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

「青ちゃんが…ｯ大好きなの、ｯｯ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

そういう兄ちゃんを見るとそのままでもいいんじゃないかなんて

結局は何も変わらないまま

兄ちゃんは何度も苦しんだ。

何度も泣いた。

そして、俺も苦しんだ。

自分の「好き」という気持ちを殺して

好きな兄ちゃんの苦しむ姿を見て

俺も泣いた。

兄ちゃんは目を丸くしていた

当たり前だと思う。

今までは普通の兄弟だったし、

俺から好意は感じられなかったと思うから。

兄ちゃんは黙っていた

言うんじゃなかった。

これからの関係が崩れてしまう。

そう思い咄嗟に出た言葉は

その自分の言葉は俺をもっと苦しめた。

お久しぶりです( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ ) あと一人でふぉろわー様100人突破ですね🥰 見知らぬ間に20人程増えてて嬉しい限りです💘 では、また次の投稿で！！

もしかしたら2話があるとか、！？！？((