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2話
BL 文スト ゴードス 不穏(微妙に) 学パロ
...はあーっ...
(今日は一段と寒くて困りますね...)
(マフラーを持ってくるのを忘れましたし...)
(これでは首元が寂しいです...)
(せめてカイロでも持ってくればよかったでしょうか...)
(...今考えてもないですが...)
寒さしのぎにココアでも買いますか...
(今日はついてないですね)
っと、(立ち上がる)
ガチャ...
ビクゥッ！
あ、やぁ！
フョードル君じゃないか！
ｯはぁ、ゴーゴリさんですか...
驚かせないでください...
？ごめん！
絶対意味わかってないでしょう...
ぴんぽーん！だいせいかーい！
ところで、ゴーゴリさんも昼食ですか？
いつも一緒にいらっしゃるお仲間は...？
うん、友達はね今日休みなんだよねー
そうなんですか、それでは一緒に昼食を食べる方が居ないのですか？
うん！
なんで？
いえ、都合がいいなと思いまして...
？
それではゴーゴリさんは今ぼっちなのですね？
な、なんか言い方悪いけど...
まあそうだね...
それではゴーゴリさん、僕のためにココアを持ってきてください
お金は支払いますので
え”
自販機のある購買、1階だよ？
ここ何階？
5階ですね。
ｯはぁぁぁぁぁ
仕方ない、買ってきてあげよう...
その代わり、お願いがあるんだけれど...
なんでしょう？
できる範囲のことならお受けしますよ。
じゃあ、一緒にお昼ご飯食べてくれない？
...本当にそれでいいのですか？
もっとほかになんかこう...あるじゃないですか
ご飯1回奢るなどとか...
ふふ、僕はこれでいいのだよ...
君ともっと仲良くなりたいんだ
...まあ、あなたがいいのなら其れで良いですが...
ふふ、よし、
じゃあココア買ってきまーっす！！
...あ！
お金...！
...まあ、後で払えばいいですね...
にしても行動が早いですね...
それにあんな願いで宜しいのでしょうか...
一緒に昼食を食べるだけですよ...？
其れに...
.....物好きなのでしょうか.....
.....こんなこと考えてもどうにもなりませんが...
ガチャ...
...！
ゴーゴリさん！早いですね
お金を渡し忘れていたのですが...
楓
御機嫌よう。
……
...ｯ
ｽﾀｽﾀｽﾀ
楓
あら、お話も聞かずに去ってしまうの？
楓
礼儀が成っていないわね。
楓
せっかくあなたが食いつきそうな話を持ってきたのに
知りません。
貴方との婚約は破談した筈です。
今更知った事か...ｯ
ガチャ
楓
貴方の御父上
...！
楓
貴方の御父上...又、病院を逃げ出しましたわ。
.....はぁ、
あなたに関係ありません。
楓
何か貴方は勘違いなさって居るけれど、
楓
私、貴方を連れ戻そうとしている訳では無いのよ。
...其れでは何が目的で？
楓
私、ただ自分のためにやっているのです...
それと僕になんの関係かまあると言うんです
何も接点は無いはずです。
楓
嘘でしょう。
楓
忘れたとは言わせません。
楓
あなたも分かっていることなのでは？
……
もう貴方とは関係ないです...
楓
貴方はずっと臆病ね。
楓
見た目はマシになったかと思えば、
楓
何も変わってないじゃない。
楓
見て呆れるわ...
貴女こそ、自分の立場が今どんな危機なのか、
ご理解してからお話してくれますか？
貴女の母上の命は、
僕の手の中でころころと転がっています。
其のことをご理解していただいてますか？
楓
そのお言葉、貴方の父上も同じではなくって？
楓
ご理解してからお話していただけますかですって？
楓
そっくりそのままお返しいたします。
おやおや、此では何も決まりませんね。
こうやってあなたと話しているのも時間の無駄です。
お帰り願えますか？
楓
一々癪に障る言葉を仰るわ...
褒め言葉でしょうか？
楓
後日、改めて訪問させて頂きます
楓
其れでは...
キィ...
バタン...
……
はあ.....(クソデカ感情)
ダメだ...
もっと……
お金がいる…
...病院と名ばかりの.....
精神を病ませるだけの所へどうして...
どうしてお金なんか...
払わなきゃ行けないんだ...ｯ
ドスクーン！
買ってきたよ〜！
一緒にご飯食べて〜！！！
遅いですよ。
待ちくたびれました...ﾑｽ
え〜？
之でも全力ダッシュしたんだよぉ？
づがれたぁ...
あ、そういえば、お金を渡し忘れていました...
ん？ああ、お金？
いいよ！
え？ですが...
いーの！一緒にご飯食べてくれればチャラ！！
早くご飯食べよ！
昼休み終わっちゃうよ？
まああなたがいのなら...
うん！いーのいーのー
いただきますっ！
いただきます
...
...なんですか？
そんなまじまじと見ないでください。
気色悪いですよ。
急に毒舌！！
酷い！ゴーゴリくん泣いちゃう...
勝手に泣いとけください。
だ、だってドスくんの頂きますの仕方が
なんかちょっとこっちの国では違うなーって。
嗚呼、これですか。
これは神様に御礼をしているんです。
御礼？
ええ、作物も、家畜も全て神が作り出したもの。
こうして僕たちが生きていけていることも、
だから、度々御礼するんです。
へ〜
ドス君の母国の？
ええ。
なんかかっこいいね。
...ありがとうございます...(笑)
( "´༥`" )
どすくーん、ドス君の卵焼きちょーだい
...💢
...はあ...
仕方ないですね...
1個だけですよ...
いぇーい！
パクッ
美味しい〜
〜〜〜ｯ、
〜ｯ...
〜？〜〜〜.....
〜〜〜〜...！
〜ｯ！〜...ｯ
〜〜〜〜ｯ...
〜...
〜〜〜ｯ...ｯ
ｯ...はあ...
...はぁ.....
ゴーゴリさん.....
あなたが思ってるより...僕は...
優等生じゃないです.....
あなたが思ってるより.....
...母国は
かっこよくなんて...
かっこよくなんてないんです...
僕は...
僕は...
僕は...ｯ泣
？
ガチャ...
？
キィ...
？
フョードル君、次の方、
？
来てくれたわよﾆｺ
？
頑張ったら、紅茶でも入れましょうねﾆｺ
嗚呼、
お母さん、ありがとうございます...
？
大丈夫？
ええ、全然大丈夫です。
母
今日も頑張ってて偉いわ...
母
私の大事なフョードル君...ﾆｺ
2話、終わり。
みてくれてありがとうございました。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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