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天使
剣君
天使
剣君
白髪の女はやけに不思議な気配がした
この世の人物ではないような
天使
天使
剣君
剣君
天使
天使
天使
その時計は不思議な針がついていた
曲がっているような、そんな針が
天使
剣君
天使
天使
どういう意味だ。
そんな、俺がそんな事出来るわけがないだろう
天使
剣君
1つ、2つと数えると意識が失くなっていく感覚があった
キサラ
キサラ
転生...した?
知らない人の声が聞こえる。
俺
あぁ、なんだこれ。 うまく話せない
キサラ
キサラ
俺
キサラ
駄目だこのメイド。
父
キサラ
重要な部分が聞き取れなかった
名前はなんだ?
父
キサラ
さっきから外の音でいいとこが聞こえない。
まぁ、今世の俺の名がクラジューというのは分かった
なんでそんな名前なんだろ
父
父
俺
これが父との最後の日だったということは大人になってから知らされた
キサラ
俺
メイドのキサラは俺のことをよくクラ様と呼んだ
クラジューと呼びにくいからだろう。
自分でも言いにくい
俺が死んでから何年もの月日が経った
キサラ
俺
この日はキサラのテンションが低かった
キサラ
俺
キサラ
キサラ
俺
あの日の夜、勇者軍は攻めてきた。
まだ眠っていた魔族たちも含めて殺られたそうだ。
その魔族のみんなを助けようと父が行くとすぐに。
かなりの大人数だったそうだ。
俺
キサラ
キサラ
誰も攻めることは出来ない。 悪いのは勇者軍だ。
キサラ
俺
キサラ
俺
俺は父を奪った勇者軍とやらに復讐しようと思う。
俺に優しくしてくれた魔族たちのぶんも
痛み、悲しみ全てをお前ら勇者軍に