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昨日の 雨の 落し物 。 所々に 水溜まりがあった

水面が 鏡のように 夏の青空と おれたちの 姿を 映し出していた

せんぱいが 水溜まりの 上を歩く 。 水面に映る せんぱいは 、 揺らいで 歪んで …

おれの 知らない 顔をしていた ____

どこか 悲しそうな … なんとも言えない 顔 だった

n o

… ど う し ま し た ?

行き場のない 不快感が おれの 身体を 這いずり周り 足を 止めてしまった

y a

… い や っ … …

y a

な ん と も … な い

n o

そ う で す か … 笑
よ か っ た ( ♪

不思議そうな 顔で 振り返った せんぱいは おれが 知ってる 、 いつも通りの 顔だった …

… この目が 映した あの せんぱいは なんだったんだろう 。

n o

お 〜 い … 置 い て く よ ?

y a

ご め ん 、 い ま い く ー 笑

再び 足を 進める。

雨上がりで 蒸し暑い 空気が べとべとする

流れる 汗が 額を伝って 目に入った …

y a

い" っ … た ぃ … !

n o

大 丈 夫 … ? !

汗が 歪ませる おれの 視線には 、 眉尻を下げて 心配そうに 見つめる せんぱいがいた 。

… 心臓 が どくどく と うるさい … …

y a

大 丈 夫 … い こ っ 笑

学校へと続く道は いつものように 、 そしていつもと違うように … おれらの 前へと 続いていた

青 藍 続 く 待 宵 、 零 れ る 雫 。

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