主
主
主
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
店名を見た音羽は店に入るのを少し拒む。
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
此処は二郎系ラーメン屋だが、店内などは和風なため、和洋折衷で奇妙な感覚だった。一方喜多見は気にすることもなく目を輝かせてメニューに夢中だ。
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見は素っ頓狂な声を上げ、少し考えてから疑問をぶつけ、真っ直ぐな目で音羽の目を見つめる。
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
嘘をついている。目を見るだけで分かる。長くはないが、短くもない。それなりの付き合いだ。
音羽先生
音羽先生
喜多見チーフ
目を逸らそうとする喜多見を切れのある長い瞳で見つめる。
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
珍しく喜多見が目を泳がし、言葉を濁す。
音羽先生
喜多見は音羽が自分の心の核心に気づき、今、口に出そうとしている。 その事に気づき、思わず歯を食いしばる。
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見チーフ
喜多見チーフ
喜多見は思わず声を荒らげてしまった。
音羽先生
音羽は静かに問う。
音羽先生
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見は声にならない嗚咽を上げる。
店員
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
2人は黙々とラーメンを啜った。
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
主
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見チーフ
音羽先生
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見はいつものくしゃっとした笑顔。音羽は珍しく口の端を上げ、微笑む。
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
音羽はホッと胸を撫で下ろし、無言で喜多見の横に立つ。
ビルから吹く風が心地よく、星が綺麗に輝いていた。
星に手を伸ばせば触れられるような距離に感じ、2人は無心で景色を眺めていた。
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
小さな2人が、呑み込まれてしまいそうな夜空は行く果を無くしたかのように遠くまで続いている。
音羽先生
又だ。
溺れる。藻掻いても藻掻いても沈んでいく。
苦しくなって、視界が揺らぐが死ぬことは出来ない。
ずっと息が出来ない苦しさが漂う中、半ば諦めたかのように藻掻くのを辞める。
厄介なのは夢なのか現実なのか区別がつかない事だった。
そこに一筋の光が射し込む。太く、太く、明るく、優しい光が音羽を包む。
その光に導かれる様に自然に水面に浮かんでいく。
音羽先生
喜多見チーフ
喜多見チーフ
音羽先生
喜多見チーフ
音羽先生
座り込んでいる喜多見に手を差し伸べる。
音羽を救ったあの一筋の光の様に。
徳丸
喜多見チーフ
ホアン先生
夏芽先生
比奈先生
夏芽先生
冬木先生
夏芽先生
徳丸
冬木先生
音羽先生
音羽の声に喜多見以外の全員が一斉に音羽の方を向いた。
ホアン先生
徳丸
夏芽先生
比奈先生
喜多見チーフ
徳丸
都庁危機管理対策室から伝達!
ホアン先生
葛飾区4-2338-9 大型ショッピングモールの屋上で重度の熱中症多発とのこと!今日はライブがあり、人が集まっている模様!
予防的医療事案だと認定し
TOKYOМERの出動を要請する!!
喜多見チーフ
喜多見チーフ
喜多見チーフ
徳丸
ホアン先生
夏芽先生
比奈先生
冬木先生
音羽先生
音羽の鋭く、真っ直ぐな目と喜多見の大きく優しい目が交錯する。
そして、メンバー達は助けを求める人達に全力を尽くす為に走る。
今も、そして、
これからも。
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
3件
めっちゃ最高ですあの〜続き書いてくれませんか…無理しなくても良いんですけど最高過ぎてもっと見たいし、東京MERの作品大好きだし…お願いします(>人<;)