テラーノベル
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⚠️アテンション⚠️
今回の話には嘔吐表現が含まれます
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トットットッ……(階段を降りる)
Mr.ブルー
Mr.レッド
出来ていくにつれて漂う カレーの香りに気持ち悪くなる
かつてカレーが好きだったため 咄嗟にカレーと言ったが 失敗だったかもしれない
Mr.レッド 病み
ブルーが出してくれたカレーを 半ば無理矢理胃に流し込む
申し訳無いがどうせ吐くのだ
いつもよりキツイ匂いに 酷い吐き気を催しながら なんとか胃に流し込んだ
Mr.レッド 病み
Mr.レッド 病み
匂いはするのに味はしない
味の八割は匂いとか言うが 味覚が無いとやっぱり味がしない
それが酷く気持ち悪い
ふらふらとトイレに駆け込み 喉に指を突っ込む
Mr.レッド 病み
数分間何も考えられず ただひたすら上がって来るモノを 吐き出し続けた
Mr.レッド 病み
やっと吐き気が治まるが 酷い脱力感に襲われ動けない
しかしずっとここで ウジウジしてるわけにもいかない
なんとか立ち上がり 寝室のベッドまで戻った
正直どうやって戻ったのか 記憶がはっきりしない
それくらい戻る事だけに 必死だったのだろう
Mr.レッド 病み
ただただキツかった
体がどうしようもないくらい重くて
何も考えたくなくて
でも何かを考えていないと 彼らに責められる声が聞こえて
嫌でも何かを考えさせられる
としても頭の中に浮かぶものなんて
自分の体調か
自分の心か
周りの人の声か
でしかない
Mr.レッド 病み
Mr.レッド 病み
Mr.レッド 病み
Mr.レッド 病み
「どうして」その問いが 頭の中をぐるぐる回る
今はそれ以外
考えられなかった
それが一番分からない
辛い問いだと分かっているのに……
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……(マネー)