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魔王の〜デスゲーム〜

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魔王の〜デスゲーム〜

1 - 魔王の〜デスゲーム〜

2022年08月03日

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天王寺翔

ん?

天王寺翔

お前らデスゲームの誘い来たか?

栗山三亜

なにそれ

友田鉄平

きてないぞ

竜ヶ崎流花

私も来てないわね

西原大吾

どんなんが来たん?

天王寺翔

いや、俺のとこに来たのは5人集めたらデスゲームの正体を明かすってだけで

栗山三亜

それラインにきたのかな?

天王寺翔

そや、個人のラインに魔王ってやつからきたんやで。

竜ヶ崎流花

まさかあんた、うちら巻き込もうとしてんじゃないでしょうね?

友田鉄平

偶然にもこのグループは5人、翔、お前…

天王寺翔

ちっげーよ!俺はただ、お前らを巻き込むつもりなんてなくて…

天王寺翔

こういうのきたよって話したかっただけだわ。

西原大吾

ま、無視しとけ。そんなんよくあるさ

天王寺翔

いやねーだろ

数日後

栗山三亜

ねえ、あたしのとこにも同じのが来た。

天王寺翔

お、まじで?

竜ヶ崎流花

無視しときなよ

西原大吾

実は俺のとこにも来たんだ。

友田鉄平

翔、俺は5人揃ったから詳細を今晩送ると魔王という人物からラインが来た、お前、変な冗談でやってるんだとしたらやめておけよ。

天王寺翔

俺やらねーよ!そしてそれ今、俺にもきた!

西原大吾

ま、おもろそーやん。いっちょやったろうぜ!

魔王がグループに参加しました。

魔王

初めまして諸君。私が魔王。君たちをデスゲームに招待した者だ。

今から質問を3つだけ許可する。
好きに質問したまえ。

天王寺翔

おめーか!個人チャットで送っても無視しやがって、じゃあ最初の質問だ、お前は俺の知り合いか?

栗山三亜

ちょっとあんた先に聞くことあるでしょ!

天王寺翔

いや、この手の嫌がらせは多分俺の知り合いだ。いるんだよこういうことするやつ。心当たりが2人、でもどっちかわからねえ

魔王

ふむ。まず天王寺くん、私と君は確かに面識はある。しかし近しい者ではないな。

西原大吾

いや翔!こいつからかってんだからほんとのこと言うわけねーだろ

友田鉄平

とにかく悪い冗談はやめてくれないか?魔王。私たちは今テスト期間中なんだ。

栗山三亜

テストの話やめてよぉ〜鉄平くん

竜ヶ崎流花

テストはさておき二つ目の質問をしたい。

竜ヶ崎流花

魔王、あなたはなぜデスゲームを開催しようと?そしてそれはどこで?

魔王

ふむ、一つの質問に二つの回答が必要みたいだが、多めに見よう。

まずなぜ開催するか、これについては私の趣味の一つ、と言うことにしておこう。
そしてそれはどこで、いい質問だね。
答えはこの地球全てさ!
通常デスゲームといえばどこかの施設や地下なんかで行われてるイメージがあるよね、でも私のデスゲームは地球上全てでいつでもどこでも参加できて罰を受けられるってシステムなんだ!

友田鉄平

ちょっとまて、罰とはなんだ

魔王

ちなみにそれが三つ目の質問でいいのかな?

西原大吾

いいから罰の内容早く教えろよ

魔王

罰とは。

魔王

死、だよ。

天王寺翔

は?

栗山三亜

え、

竜ヶ崎流花

な、

友田鉄平

冗談だろ…

西原大吾

くっだらねぇ

西原大吾

おれシンゴと遊ぶ予定あるからねるわ。

魔王

まちたまえ大吾くん。
今からデスゲームを開始するぞ?
棄権するのであれば罰が君にふりかかる、棄権者のせいでゲームが中止されるからね。
それでもいいのかな?

西原大吾

うるせぇな、ここまで付き合ってやったんだから感謝しろやカスが…

魔王

ふむ、棄権者がいるなら今回は中止しなければならないな。そして今日の罰は大吾くん、君が受けてもらうね

西原大吾

はーい勝手にしてくれー

西原大吾

みんなおやすみー

友田鉄平

あ、あぁ、とりあえずまた明日、な?

竜ヶ崎流花

そうね、夜遅いし。

天王寺翔

なにか嫌な予感がする

栗山三亜

やめてよ!

魔王

みなさん良い夢を。おやすみなさい

次の日

天王寺翔

おい魔王!どういうことだよ

栗山三亜

そうよ、説明して!

友田鉄平

冗談とは思えない、なぜこんなことが…

竜ヶ崎流花

あんた、本当は何者?

魔王

私は魔王だよ

天王寺翔

ラインにいるだけの存在がどうして、

天王寺翔

どうして大吾を殺せるんだよ!!

その日、大吾は教室で首を吊って死んでいた。 黒板には棄権者への罰、 そして魔王の文字が刻まれていたのだ。

栗山三亜

あんた、本当に誰?

魔王

それは昨日の質問の時にしておくべきでしたね。

友田鉄平

どうせ答えなかったくせによ。

竜ヶ崎流花

とにかく、これはもうこのグループだけの話じゃなくなった。警察も動いてる、あんた時間の問題だよ。魔王

魔王

ふふふ。警察?国家権力は私の傀儡だよ。試してみるといいさ。でもその前に最初のゲームはグループに5人いないといけないからね。補充をさせてもらうね。

魔王が加藤シンゴを招待しました

加藤シンゴが参加しました。

加藤シンゴ

おい、誰だよ。俺のこと入れたの、俺は、俺は親友の大吾を失ったばっかなんだぞ?

天王寺翔

落ち着いて聞いてくれシンゴ、大吾を殺したのはこの魔王だ。そしてログを辿ってみてくれ。

加藤シンゴ

今辿った、どういうことだ。そしててめーは誰だよ魔王!

魔王

おやおや、イキりたつのはいいですが、質問はもう既に3つ答えてしまいました。シンゴくん、きみはすでにゲームの参加者です。

加藤シンゴ

ふざけんじゃねーぞ、てめの遊びで大吾が、大吾が死んでんだぞ?

天王寺翔

そうだ。せめててめーの正体あかせや魔王

友田鉄平

落ち着け、素直に応えるわけがない。そして俺の推測では、この中に魔王がいると考えている。

栗山三亜

ちょっとやめてよ。

友田鉄平

いや、本気だ

友田鉄平

俺は冗談が嫌いでね

魔王

鉄平くんは聡明だなぁ。冷静に物事を考えつつ、少しづつ核心をついてくる。

加藤シンゴ

どうでもいいから答えろ魔王。お前は誰だ?

天王寺翔

は?まて、核心をつく?本当にいるのか?この中に、大吾を殺した奴が

天王寺翔

ふざけんじゃねーぞ

友田鉄平

落ち着けと言っている。

友田鉄平

なあ魔王、今日初のゲームをするんだろ?

魔王

ああ

友田鉄平

俺が生きていたら、正体を明かしてくれないか?

魔王

私に交換条件を出すとは。君は素敵だね

魔王

いいだろう!

栗山三亜

いいのかよ!

加藤シンゴ

ささっと始めようぜ、そのゲームに勝ってお前の正体を知ったらボコボコにしてやんよ。

魔王

ははは。では初のゲームだ!ルールを心して聞くように!!

デスゲームFirst Stage このメッセージをみて1分以内に体の一部を欠損させよ! ルール1 欠損した部位が確認できない場合罰を与える。 ルール2 欠損させるためなら何を使っても良し ルール3 欠損した部位が大きければ大きいほど高得点。 ルール4 欠損する部位に関するメッセージは消去する ルール5 友田鉄平が1位の場合、魔王の正体を発表する

魔王

こんな感じだね!ちなみにもう始まってるよ!

天王寺翔

は、は?

栗山三亜

ふざけんじゃないわよ!体の部位って…

加藤シンゴ

まてや、どういうことだこれは

メッセージが消去されました。

魔王

おっと、

魔王

ダメだよネタバレは。楽しくないじゃないか

メッセージが消去されました

天王寺翔

クソがっ、伝えたいことが伝えられない!

栗山三亜

ど、どうしたらいいのよ

加藤シンゴ

そろそろ一分経つぞ。

〜終了〜

魔王

おやおや、今回は3人も罰を受けた人がいるようだね。

天王寺翔

な、どういうことだ?

天王寺翔

おい、栗山、

魔王

栗山くんは

魔王

死んだよ。

天王寺翔

は、は?

天王寺翔

おい、栗山悪い冗談はよせ!

魔王

それでは今回の結果を発表する!!

〜脱落者〜 栗山三亜 竜ヶ崎流花 加藤シンゴ ー合格者ー 天王寺翔2点 友田鉄平1点 1位天王寺翔

天王寺翔

な、嘘だろ、栗山、竜ヶ崎、加藤!

魔王

ふむふむ、ちなみに竜ヶ崎くんはこのメッセージをブロックしてたからゲームが開催されたことすら知らなかったみたいだねぇ。まったくおバカな娘だよ

天王寺翔

おい、鉄平、どうした?

友田鉄平

あ、ああ、すまない

友田鉄平

少々取り乱してしまった。

友田鉄平

だが、本当に死んだのか?

友田鉄平

メッセージがこないだけで決めつけるのはよくない

天王寺翔

そ、そうだよな

魔王

死んだよ。明日になればわかる。

魔王

残念だったなぁ鉄平くん

魔王

あと少しで私のもとに辿り着けたのに。

友田鉄平

黙れ…

魔王

ま、ルールにも書いちゃったからなぁ、鉄平くんが一位の場合のみ正体を明かすって。

天王寺翔

クソっクソガァ

友田鉄平

なあ翔、お前2点ってどこを欠損させたんだ?

友田鉄平

ちなみに俺は髪を一本抜いた。

天王寺翔

ん、ああ俺は爪を切ったんだ。

魔王

コングラッチレーション!
それだよ!それ、2人とも正解!体の部位といえば腕だよ脚だの思うよね!現にシンゴくんは足を欠損させてね、罰を受ける前に出血多量でくたばったんだよ!バカだなぁ。

友田鉄平

もうとにかく黙れ。

天王寺翔

おれ、今からシンゴの家行ってくる!

魔王

承知した。明日もゲームはあるからね、遅くならないうちに帰るんだよ!

ちなみに明日のゲームは3人でやる予定だからね。ふふふ。
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