優
一気に冷えだした住宅街、少しだけ柔らかい珈琲の匂いがする。
指先がかじかんで、スマホすらまともにつつけない。
僕は冷え性だしな。仕方ない…
凛
優
凛
優
凛
優
弟は小さい頃から僕にべったりだった。
僕はただ、寂しがり屋なんだ、って思ってた。
けど、違ったんだ。
優
凛
優
凛
優
優
凛
優
凛
優
普段は明るくやんちゃな弟が、 大人のように冷静に言い放った。
凛
優
凛
凛
それは、僕の好きな笑い方。
でも、その時だけは
とても冷たく感じた。
優
凛
優
凛
優
凛
優
弟は、いつものように明るかった。
昔から変わらない、笑い方
……弟の言った【もうすぐ】って
いつ、なんだろう。
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