僕の名前は炤(てる)。
行成だが僕は、監禁されている。
別に、変態オジサン攫われたとか
犯罪組織に誘拐されたとかではない。
じゃあ監禁をしている犯人は誰か
という問題になる。
だが、僕は犯人を知っている。
犯人は
“家族”だ。
じゃあ何故家族は僕の事を 監禁しているか、
理由は簡単な事だ。
僕が両親の“理想”の子供では無かったからだ。
僕の両親は欲深く
とてつもなく愚かな人だ。
その分理想も高く、 子供への期待も高かった。
でも、僕は両親の 期待道理には出来なかった。
そんな僕に両親は失望し、絶望した。
“こんな子供は要らない。”
“期待外れだ。”
“無能で何も出来ない癖に、”
毎日言い聞かされた。
暴力も受けたし、 精神的苦痛も酷かった。
それによって自己嫌悪も酷かった。
生きてるだけで辛かったし、 苦しかった。
“生きる”
これ程までの苦痛は無かった。
だから、死のうと思った。
自殺しようと思った。
でも、怖くて
自殺する勇気なんて無くて、
自分にそんな勇気が無い事は 分かっていた。
それでも、死にたかった。
だから、
ダメだと分かっていても
自殺を実行した。
結果は勿論
失敗
家族に迷惑をかける
自分も死ねない。
一番最悪な結果だ。
ダメ人間の自分には
“失敗”と言う 言葉が一番似合っている。
何をしても失敗。
だから家族は僕に 失敗そして絶望した。
僕だって、精一杯の努力はした。
家族の理想道理に慣れるように
勉強が出来て、
運動が出来て
人間関係も良く、
充実した生活をおくる。
これが両親が望んだ僕。
“優秀”そのもの の人生。
でも、現実の僕はそんな優れた人間では無かった。
そんな、絵に書いたような理想の人間には慣れなかった…
僕は、監禁なんてされていない。
ただ、家族から浴びせられる暴言の数々に耐えられなくなった僕は
自分で自分を閉じ込めた。
監禁した。
それは家族に監禁されていると言っても過言ではない。
僕はただそう思いたい、
いや、
思い込んでるだけだ。
僕は、私は
皆に謝っておきたい。
こんなストーリーを作ってしまい、本当に申し訳ありませんでした、
そして、
こんな僕のつまらないお話を最後まで聞いてくれて有難う。
正確に言うと、
この つまらない主の心境を最後まで読んでくれて有難う御座いました。
私は弱虫で、現実に弱音を吐くことが出来ない。
だから、この炤君に私の代わりをしてもらった。
炤君も、皆さんも
本当に有難う御座いました。
こんなつまらないフィクションストーリーを読んで下さり有難う御座いました。
⚠このストーリーはフィクションです。時々主の心境が混ざっていますが、監禁、両親から暴言、暴力は振るわれていません。紛らわしいストーリーを作ってしまい申し訳ありませんでした。
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