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2件
こーゆーキャラが1人いても いいよね!うん最高‼︎() 了解しました!
小さい頃によく見た かっこいいヒーローのアニメ
アンパンマンや仮面ライダー プリキュアに戦隊もの
僕はその存在にずっと憧れている
僕は
みんなを救うヒーローになりたい
これは、また僕が 幼稚園児だった頃の話
お母さんに、仮面ライダーの 新しいフィギュアを買ってもらった その帰り道での話だ
学生1
大輝
急に、道の角から声が聞こえた
大輝
お母さん
大輝
大輝
お母さん
僕はお母さんを振り払い 声の聞こえた方へ走っていった
学生1
学生2
俺はそう言って 今日の朝ポストに入っていた Doll適正診断調査結果を見せる
そこには、俺の名前と 適正結果Dollという文字
友人は、その紙をみて愕然とする
学生1
学生2
俺は必死に言い訳をする
学生1
急に友人が、俺に向かって 大声で叫ぶ
学生2
学生1
学生1
学生2
学生1
友人は、俺を警戒しながら 一歩一歩と後ずさる
彼なら、同情してくれると 思っていた
彼なら、Dollの俺でも いつも通り接してくれると 思っていた
家族にはとても恐れられ 早くどっか行けと目線で伝えられた
その噂を聞いた近所の方々も 軽蔑の目で俺を見た
苦しかった
居心地が悪かった
でも、彼なら許してくれると思った
だから、話した
結果はこれだ
学生2
学生2
俺は無意識に涙を浮かべる
その時、大声を聞いて駆けつけたのか 俺たちの方へ向かって 誰かの足音が近づいてきた
友人と同時にそちらへ振り返ると そこには、はぁ、はぁ、と 息を切らした少年がいた
大輝
大輝
その少年は、俺の顔を覗き込み こてんと首を傾げる
学生1
学生1
友人が、その少年に向かって叫ぶ
大輝
大輝
学生2
大輝
学生2
学生2
大輝
大輝
少年は、友人に向かって ニッコリと微笑む
小さい子は、良くも悪くも 純粋なのだろう
学生1
学生1
そう言って、友人は この場から走り去ってしまった
大輝
大輝
学生2
こんな無知で無邪気な子供も Dollになる可能性がある
そんなことを考えると 恐ろしくてたまらない
お母さん
大輝
少年は満面の笑みで ブンブンと手を大きく振る
お母さん
大輝
少年は、しゅん、と肩を落とす
不意に、この家族の愛情の中に 俺のような存在は 居てはいけないような気がした
俺みたいな、"Doll"の分際は
こんな愛情を、見てはいけないんだ
学生2
お母さん
お母さん
学生2
お母さん
無意識に、口にしていた言葉だった
学生2
学生2
大輝
少年が困惑の表情を浮かべる
その瞬間、少年のお母さん らしき人が少年の手を引っ張った
その衝撃で、少年が持っていた 何かのフィギュアが地面に落ちる
お母さん
大輝
そのまま、2人の姿は 見えなくなってしまった
俺は少年が落としたフィギュアを そっと持ち上げる
学生2
俺はそれを見て 諦めの笑みを浮かべた
お母さん
大輝
お母さんが急に 僕の手を引っ張り走り始める
大輝
お母さん
大輝
急に、お母さんが声を荒らげる
お母さん
お母さん
お母さんはそう怒鳴りながら お兄さんから離れていく
僕は抗い、お兄さんの方を向く
学生2
そこには、悲しそうな しかし優しい笑顔で フィギュアを見つめるお兄さんがいた
なぜ、Dollは嫌われる?
能力が恐ろしいから?
Dollに世界を支配されると 思ったから?
Dollを悪者だと思い込んだから?
Dollが、化け物だと思ったから?
どんな理由だったとしても
Dollを嫌う世の中を 僕は許さない
Dollだって人間だ
Dollだって感情がある
愛を欲する
優しさがある
悲しむことだってある
僕は みんなを救うヒーローになりたい
家族も、友人も、外国人も、悪者も
そして、Dollも
全ての人を救える "スーパーヒーロー"になりたいんだ
土方 大輝 様 適正結果:人間 あなたは、Dollではありません。
そう書かれた紙を グルグルに丸めてゴミ箱に入れる
大輝
大輝
Dollを救ってみせる
名前:土方 大輝(ひじかた たいき) 性別:男 性格:ヒーロー・アニメオタク、人思い、正義感が強い、明るい、陽キャ、フレンドリー、一度決めたことは絶対にやり遂げるタイプ、英雄症候群 一人称:僕 能力:無 ニックネーム:ヒーロー(またはヒーローオタク) その他:好きなテレビ番組はアン○ンマンとプリ○ュアと特撮ヒー○ーと僕のヒー○ーアカデミアとその他ヒーローアニメ。ヒーローに強い憧れを持つ。Dollではない普通の一般人。
イラストメーカーpicrewより 「なんとかメーカー β版」
大輝