紹介
割愛☆
とても綺麗な花々……、 飛び交う色鮮やかな蝶……、 でも、私はまだ少し怖がっていた。 そんな中を、看護師さんは優しく案内してくれた。
看護師さん
マエリベリー様は以前もこちらへ来てくださったようですが、
私とは初対面ですね〜
私とは初対面ですね〜
メリー
そ、そうですね💦
メリー
(だめだ、慌てすぎて普通に話せない、、)
メリー
あの、お名前はなんと言うのですか?
看護師さん
私ですか?
看護師さん
私の名前は八心 永理(やごころ えいり)
昔からここでで看護師兼薬剤師として働いています。
昔からここでで看護師兼薬剤師として働いています。
メリー
八心さんですか……、
素敵なお名前ですね〜
素敵なお名前ですね〜
看護師さん
ありがとうございます〜
メリー
いえいえ、、
メリー
(あれ?この名前どこかで聞いたことある、、)
メリー
ヤゴコロオモイカネ
(確か、夢の中で……八心、八意思兼命?)
(確か、夢の中で……八心、八意思兼命?)
八意思兼命 知恵の女神であり、天岩戸を開く際に ほかの神様達に知恵を与えたとされている。
看護師さん
もうサナトリウムは目の前です。
緊張はほぐれましたか?
緊張はほぐれましたか?
メリー
あっ、えぇ、ほぐれました……。
看護師さん
(まだ少し焦っているようね、、あとはあの子に任せようかしら、、)
ようやく中へ入ってこれた、、 けれど、真っ暗……。前来た時と、全然変わってないみたい。 やっぱり怖いなぁ、ひとり嫌だなぁ。
看護師さん
あら?真っ暗ですね💦
すみません、少し待っててくれますか?
すみません、少し待っててくれますか?
メリー
あっ、はい……
こんな所に、、一人!? ただでさえ怖いところなのに一人って……
メリー
はぁ……。行っちゃった、、
メリー
本当に怖い……、蓮子ならきっとこんな場所でも
楽しむんだろうなぁ、、
楽しむんだろうなぁ、、
遠くには薄ら結界の切れ目が見える。 やっぱりここは何かおかしい……、、 いや、本当におかしいのは私の眼の方だけど。
すると、少し明るくなった。 どうやら、奥のカーテンが開いたようだ。 これで少し安心……、
看護師さん
遅くなってごめんなさいね💦
怖かったですか?
怖かったですか?
メリー
いや、全然大丈夫ですよ、、
???
ちょっと〜、永理さん💦
なんで先に行くんですか……、
なんで先に行くんですか……、
看護師さん
あら丁度いい。
看護師さん
彼女が貴方の担当をしてくれる人よ。
???
あっ、初めまして〜
私の名前は琳仙 伊花(りんせん いばな)と申します!
私の名前は琳仙 伊花(りんせん いばな)と申します!
琳仙
これから貴方の担当をさせていただきます!
よろしくお願いしますね〜!
よろしくお願いしますね〜!
メリー
琳仙さんですか、、
よろしくお願いします!!
よろしくお願いします!!
看護師さん
という事で、あとは貴方に任せたわ琳仙。
よろしく。
よろしく。
琳仙
はい!お師s……、八心さん!
看護師さん
ふふっ、それでいいわ。
メリー
(なんだか八心さん、さっきより冷たくなってないかしら……?)
琳仙
それでは、お部屋までご案内しますね〜
メリー
あっ、はい!!
こうして、私のサナトリウム生活が 再び始まってしまった。