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inm side
日に日にマナが遠い存在になっている気がして
必死に追い着こうとしても、
それはまた離れていく。
緋八
また他のクラスメイトと話してる。
前までは俺との時間の方が多かったのに
今ではクラスメイトと俺、どちらが多いのやら…
もっと俺との時間作って欲しいのに。
………。
って、、俺は面倒臭い恋人かッ!?
伊波
もうそろそろ〝想い〟を伝えるべきなのかな…
このままだったらマナが誰かに取られてしまうかもだし…
伊波
でも、同性愛って…マナはどう思うんだろ?
緋八
緋八
その後、マナとは、昼休憩まで話せなかった。
昼休憩
緋八
この時間だけは譲れない。
この時間がずっと続けば良いのに…
いつかは、この時間も無くなって……
いやいや、
伊波
緋八
俺の言動が可笑し過ぎて
心配されてるし。
伊波
言える訳ないじゃん!
緋八
緋八
緋八
伊波
よし、帰りにでも言うか…
ガチャッ
緋八
伊波
と、マナには聞こえないくらい小さな声で呟く。
緋八
緋八
緋八
伊波
今の聞き取れる事ある!?
伊波
緋八
緋八
伊波
騙された…
マナ引いて無いよな?
伊波
緋八
伊波
緋八
2人「「ご馳走様でした」」
伊波
緋八
伊波
緋八
いつもこうして食べ終わったら
感想をくれる。
伊波
緋八
緋八
緋八
言うと思った…
けど今日は、…
伊波
伊波
緋八
緋八
ギュッ
伊波
ま、嬉しいけど。
緋八
伊波
ナデナデ
伊波
こうして褒めてあげると
マナは顔を赤くする。
ただその顔が見たかっただけだけど、笑。
緋八
緋八
伊波
伊波
緋八
伊波
放課後
伊波
伊波
伊波
俺は下駄箱に寄っ掛かり、
暇つぶしにスマホを弄り始めた。
1時間後…
伊波
伊波
1時間半後…
伊波
流石に遅い様な…
いや、仕事が長引いてるだけ、?
でもな、……うーーん
結局マナを探す事にした。
ガラガラガラ
伊波
教室には居ないな
他のクラスも見てくか。
廊下を足早に駆け抜けて
教室の中を覗く。
伊波
結局全然見つからず
ゆっくりと歩き始める。
伊波
モブ
モブ
奥の方から誰かが話す声がする。
もしかしたら、マナを見てたりして…
タッタッタッタッ
伊波
伊波
壁越しに様子を確認すると
そこには複数の生徒とその中心に、
〝マナ〟が居た。
制服はボロボロに、顔も傷があり
どう見ても、いじめ。
伊波
遡る事数十分前…
hbc side
俺は仕事を終わらせて
ライの元へすぐ行くつもりだった。
だが、
ガシッ
モブ
如何にも強そうな4人組の男に
体育館裏まで連れてかれた。
そして、
ボコッ
緋八
モブ
緋八
緋八
ボコッドゴッ
緋八
まだ消化されきってない物が口から出てくる。
モブ
モブ
緋八
モブ
ボコッ
緋八
モブ
ボコッ
緋八
緋八
何で俺こんな殴られてんだろ…
悪い事、したんかな?…
モブ
モブ
モブ
段々殴られ過ぎて、意識が遠のく。
瞼が、重い…
緋八
⁇
誰かが通り掛かって
暴行が止む。
モブ
モブ
⁇
落ち着く声…
⁇
俺の名前…
モブ
モブ
⁇
聞き覚えのある声
これは、……
緋八
伊波
助けに来てくれたんだ…
俺のたった1人の〝ヒーロー〟
モブ
モブ
4人が同時にライの方へ走っていくが…
ボコッバコッドゴォ"ッ
ライは物ともせずに
4人を倒してしまった。
伊波
緋八
伊波
伊波
と、ライはスマホの画面を見せてきた。
緋八
伊波
伊波
ライは悪く無いのに、自分を責めた。
緋八
伊波
伊波
ギュッ
ライに抱きしめられ、
安心した反動で
大粒の涙が溢れる。
緋八
緋八
伊波
緋八
伊波
ライの抱きしめる力がさらに強まり
伊波
緋八
伊波
伊波
緋八
ギュゥゥッ
緋八
伊波
緋八
伊波
緋八
ライの服を掴んで
離れたく無いと言う意思を示す。
伊波
伊波
伊波
伊波
緋八
伊波
緋八
伊波
こんな時に聞くのはあれだけど
俺の弱い所ばっか見せてんのは嫌やから
伊波
緋八
緋八
伊波
伊波
伊波
そうだったのか。
確かに最近大変そうではあったな。
緋八
伊波
それはどう言う意味なんだ???
緋八
伊波
伊波
俺はすっごい恥ずいです。
正直、あんまり弱い所見られたくない、特にライには。
緋八
これ以上この話を広げられると困るので
話題を変える。
緋八
緋八
伊波
伊波
伊波
いや、天才か?
自然って何やねん!
緋八
伊波
伊波
と、すぐイケメン発言。
緋八
伊波
伊波
緋八
今のままでも十分やろ。
伊波
緋八
緋八
と言うと、赤ら様にライが落ち込む。
伊波
伊波
緋八
伊波
伊波
そろそろ俺のキャパ超える…
緋八
緋八
伊波
伊波
緋八
伊波
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