颯太
…ここ何処だ、?
誰だ手前!

太宰治
ふふ、私は太宰治だよ…
そんなにピリピリしないでくれるかい?

颯太
(…太宰治ってあの!?、てか今監I禁されてるよな…俺)

颯太
し、しない方がおかしいだろうが!
なんだよこれ!

薄暗い地下室の明かりにジャラリと鳴る
拘束具はとても映えた。
目の前には前世でよく見たあの顔…
もうそろ目が潰れそうだった
太宰治
あぁ心配しないで。
君の素性は知っているし…

太宰治
私と同じ異能力者であることも知っているからね!

初手でそこまで分かるとかさすがポトマ
その分析力を国木田に使ってやれ…
颯太
俺を監I禁してどうするつもりだ!

太宰治
一目惚れ、だったんだよ

太宰治
どんな美女の前でも君の前では霞むだろう…!

太宰治
…だから私の言うことを聞いてくれるよね?

颯太
…ふむ、衣食住は?

太宰治
完全保証さ!

颯太
よし、監I禁しろ。
むしろしてください!

太宰治
…えぇ!?

颯太
これからの事、俺の事について吐け!

太宰治
き、君よくこんな状況なのに強気に出れるね!?

颯太
万年デスクワークよかマシだ!

太宰治
えぇ…?私見る目無かったかな……

颯太
おいおい、今から取り消しはなしだぜ?

太宰治
ほんっと面白い子だよね…w

監I禁したのはテメーだろ。
という言葉は飲み込み
今日のところは眠りについた