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夢(学生)

こっちが大人しいからって好き勝手やりやがって、調子乗ってんじゃねぇぞ

モブ1

あ?てめぇこそ調子乗ってんじゃねぇよ、クソ女が

夢(学生)

うっせぇな、黙れよ

夢(学生)

ボコッ

モブ1

グハッ

モブ2

1発で!?なんなんだよこの女

夢(学生)

次はてめぇだ

夢(学生)

バキッ

モブ2

グハッ

夢(学生)

まだやるか?

モブたち

す、すみませんでしたぁ!!

夢(学生)

ふぅ、、、

夢(学生)

はぁ、すっきりした!

夢(学生)

しゅーちゃん、帰ろっ!

しゅーちゃん(学生)

、、、

夢(学生)

しゅーちゃん?どしたの?

しゅーちゃん(学生)

あ、いや、夢が強くてびっくりしすぎて意識が飛びそうだった

夢(学生)

えぇ!?大丈夫??

しゅーちゃん(学生)

うん、大丈夫

しゅーちゃん(学生)

夢、なんかやってたの?

夢(学生)

格闘技と護身術ならってるよ!

しゅーちゃん(学生)

なるほどな、強いわけだ

夢(学生)

ちなみに全国で1位です

しゅーちゃん(学生)

いや、レベチだったわ

しゅーちゃん(学生)

夢どっかチームに入ったりしてねぇの?

夢(学生)

うん、そーゆーのはちょっと怖いからw

夢(学生)

それに私が力を出せる時って友達とか家族とか、大切な人が傷つけられてる時だけみたいだからw

しゅーちゃん(学生)

夢らしいなw

しゅーちゃん(学生)

まあいいや、帰るか

夢(学生)

うん!

帰宅

夢(学生)

変なやつに絡まれたせいで遅くなっちゃったね

夢(学生)

すぐご飯つくるから待ってて!

しゅーちゃん(学生)

そんなに急がなくていいからな?

夢(学生)

うん!ありがと!

夜ご飯食べ終わった

夢(学生)

私、お風呂入ってくるね!

しゅーちゃん(学生)

おう!

夢(学生)

ふぅ、、、

ガサゴソ

夢(学生)

ん?なんの音?

ガチャ

夢(学生)

え?

しゅーちゃん(学生)

夢ぇ、一緒に入ろうぜぇ♡

夢(学生)

えぇ!?

夢(学生)

ちょっ、まって!///

夢(学生)

一緒に入るのは流石に、、、///

しゅーちゃん(学生)

照れてんのかぁ〜?
かわいいなぁ、夢ぇ♡

しゅーちゃん(学生)

何もしねぇから気にすんなって♡

夢(学生)

もう!しゅーちゃんが出るまで私そっち見ないからね!

しゅーちゃん(学生)

はいはいww(かわい♡)

なんて事もありつつ しゅーちゃんが帰る日になった

しゅーちゃん(学生)

1週間、ありがとな

夢(学生)

いーえ!こちらこそ、ありがとう!

夢(学生)

しゅーちゃんと過ごせて楽しかったよ(●︎´▽︎`●︎)

しゅーちゃん(学生)

俺も♡

しゅーちゃん(学生)

また、くるからな。
なんかあったら連絡しろよ?

夢(学生)

うん!ありがとう!

しゅーちゃんサイド

その後も何度か夢の家へ遊びに行った

夢と過ごしていくうちに、自分の中の "何か"が少しずつ変わってく気がした

その頃の俺は荒れていたし、俗に言う "恋"や"好き"なんか知らなかった

でもそれを教えてくれたのは夢だった

夢と過ごして、俺は夢のことが 好きなんだと自覚していった

俺にも、そんな感情があるのかと 自分自身に驚いた

夢ちゃんサイド

その後も何度かしゅーちゃんと遊ぶ うちに、さらに打ち解けていった

しゅーちゃんの私への距離感は バグってきて、しゅーちゃんが上裸で 歩き回っていても動揺しないくらい 私もその環境に慣れていった

しゅーちゃんは、うちに泊まることも増えて、ほとんど住んでいるような 感じだったし、友達というよりかは、 お兄ちゃんのような存在だった

だから、ママが仕事で忙しくて 家にいなくても、帰ってくることが できない夜も寂しくなかった

すごく幸せな日々だった

でもそんなある日、、、

私がいつも通り学校から帰ると しゅーちゃんの姿や荷物が無かった ここで暮らした形跡が消えていた

机の上には丁寧に封筒に包まれた 手紙が置いてあった

その手紙は、しゅーちゃんが この家を出ていくという内容だった

理由は書いていなかったけど 私のせいじゃないから落ち込むなと 最後まで優しいしゅーちゃんだった

しゅーちゃんが唯一残した形跡は その手紙だけだった

まだ微かに部屋に残るしゅーちゃんの 香水の匂いが徐々に消えていく

この香水の匂いが完全に消えたら、 しゅーちゃんと過ごした日々も 無かった事になるんじゃないかと 気がつけば涙が溢れていた

しゅーちゃん

その後、俺と夢が会うことは無かった

しゅーちゃん

俺がそのまま裏社会の人間になったから。

蘭ちゃん

なるほどねぇ

ココちゃん

家族だと思ってた人が急に消えたら辛いだろうな

しゅーちゃん

その当時、俺は殺人容疑でサツに追われていた。

しゅーちゃん

そこで夢と関わりがある事がバレたら、あいつまで巻き込んじまう。

竜ちゃん

だから、半間の方から離れたってことか

しゅーちゃん

あぁ、そういうことだ

しゅーちゃん

部屋にわざと俺の香水まいて、夢が少しでも悲しんでくれたらとか思いながら逃げてたなw

はるちゃん

メンヘラかよw

しゅーちゃん

そうかもなw

蘭ちゃん

俺たち、夢に助けられてるな

かくちゃん

そうだな

竜ちゃん

だから、俺たちで夢を守るって決めたんだ

しゅーちゃん

そうしてやってくれ。俺は普段は近くにいてやれねぇから、お前らに任せる

ココちゃん

あぁ、言われなくても

はるちゃん

そろそろ俺たちも寝るか

蘭ちゃん

だな

かくちゃん

お前ら気づいてねぇかもだけど、マイキーも寝てるし

しゅーちゃん

ちゃっかり、夢の隣でなw

竜ちゃん

夢がいると安眠できるらしいw

ココちゃん

盛り上がりそうなとこ悪ぃけど、電気消すぞ〜w

蘭ちゃん

はーい、おやすみ〜

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