大我side
俺はあれからあの犬の子が気になって1人でやって来た
大我
こんにちは
ビクッ
大我
ごめんね、怖いよね
……
檻の奥、俺から1番離れた場所で睨みつけるようにこっちを見てる
俺は怖がらせないようにその場でしゃがんで話しかけた
大我
俺は京本大我
大我
社長の息子でね、ここのオーナーの慎太郎とこの前狐の子を買ったジェシーと友達なんだ
(そうなんだ…)
大我
怖いかもしれないけど、こっち来れる?
(逆らったらダメだよね。何されるか分かんないし、従った方がいいよね?)
(._.`)コク
(((((*´・ω・)トコトコ
大我
可愛いっ((小声
大我
撫でていい?
(._.`)コク
大我
ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
(人に撫でられるのってこんなに落ち着くんだ…)
大我
俺ね、君を初めて見た時に買いたいなって思ったんだけど…
大我
嫌だよね
(ほんとに大丈夫かな?…でもこの人優しく撫でてくれたしな)
((-ω-。)(。-ω-))フルフル
大我
えっ!
大我
いいの!?
(._.`)コク
大我
ありがとう!ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
アニックside
京本大我って人に買われて、この人の家に着いた
大我
さぁ今日から君の家はここだからね
人間は怖いし奴隷として扱われるかもしれないから、今でも信じてない でも、ほんの少しだけこの人なら大丈夫な気がしてついてきちゃった
大我
家の中の物は自由に使っていいから
(._.`)コク
大我
そう言えば名前って無いよね?
(._.`)コク
大我
どうしよっか?
大我
うーん……
大我
北斗!北斗にしよ!
ほ、くと?
大我
そう!今日から君は北斗ね!
大我
俺の事は大我って呼んで
北斗
(._.`)コク
大我
いい子ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
北斗
(՞ ܸ. .ܸ՞)︎
大我
(何この子、可愛すぎるでしょ!)
北斗
あ、あの
大我
なに?
北斗
な、何をすればいいですか?
大我
えっ?
北斗
あ、あの檻で、外に出たら
北斗
ど、奴隷…として生きるって
北斗
聞いたので……
大我
そうだったんだ…
大我
奴隷として扱おうなんて思ってないよ
北斗
え?
大我
俺と居てくれればいいよ
北斗
そ、それだけでいいんですか?
大我
うん!
大我
てか敬語やめよ?俺堅苦しいのとか苦手なんだよねw
大我
いい?
北斗
(._.`)コク
大我
とりあえず今日は寝よっか
大我
疲れたでしょ
北斗
(._.`)コク
この人、大我さんは違うのかな? 大丈夫なのかな?