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躑躅(作者)

こんにちわんこそば
見てくれてありがとう、!

躑躅(作者)

今回は登場人物の紹介です

明日架(あすか)

高崎明日架
25歳
カウンセラーをしている(見習い)

明日架(あすか)

能力)人の心を軽く出来る
  ※発動条件がいまいち分からない
   本人曰く、やろうと思ったら
   できるらしい

要(かなめ)

国東要
同じく25歳(明日架と幼なじみ)
明日架の働く心療保健センターを
管轄するセンター長の父をもつ
自身は精神科医と父親のサポートを
している

要(かなめ)

能力)???
  ※自分も能力があることは
   明日架にも言っていない
   力の発動条件を知っているが
   これも誰にも言っていない

躑躅(作者)

この2人がメインキャラクターを努めます
それでは、どうぞ!

蛭田先輩

明日架、カウンセリング予約してた久田さん来たよ

明日架(あすか)

あ、ありがとう御座います

久田さんは先月から親子でカウンセリングに来ている患者さんだ。娘の美鈴(みれい)ちゃんが雰囲気に馴染めなくて学校を休みがちになっている。

そのため、年が近いほうが相談しやすいんじゃない?とベテランカウンセラーの蛭田先輩から私を紹介してもらった。

明日架(あすか)

(心を落ち着かせて…
 大丈夫、私がくよくよしちゃ駄目!)

蛭田先輩

明日架、期待してる

明日架(あすか)

!、はい

美鈴母

お時間とってもらってすいませんね
今回もよろしくお願いします

美鈴(みれい)

(ペコリ)

明日架(あすか)

こちらこそお願いします

美鈴母

そういえば、蛭田さんは…?

明日架(あすか)

年が近いほうが話しやすいだろうと
配慮したのですが…
もとに戻しますか?

美鈴(みれい)

あの、大丈夫です

美鈴母

そう…じゃあまた後で迎えに来ますね
娘をお願いします

お母さんが退出してからも 美鈴ちゃんはずっと落ち着いていた

明日架(あすか)

わたしの名前は高崎明日架です
よろしくね

美鈴(みれい)

久田、美鈴です。お願いします

明日架(あすか)

実はね、わたし蛭田さんから美鈴ちゃんのことお名前しか聞いてないんだ

美鈴(みれい)

え、何で、

明日架(あすか)

じぶんの居ないところで話をざれたり
進められたりしたら嫌かな、と思って
あえてしなかったの

美鈴(みれい)

あ…

明日架(あすか)

だから、これからたくさん美鈴ちゃんのこと知りたいんだ

美鈴(みれい)

どうしてここまで…してくれるんですか?

明日架(あすか)

わたしのはじめて一人でカウンセリングする相手だもん、敬意をはらわなくちゃね!

美鈴(みれい)

わかりました、

美鈴(みれい)

じゃあ、あの、話します

美鈴(みれい)

わたしには大切な友達がいるんです
二人いるんですけど、その友達が仲が悪くなっちゃって、

明日架(あすか)

うん、

美鈴(みれい)

わたしはふたりにはさまれちゃって
いつもお互いに相手がいない時わたしに
悪口を、ゆうんです…

美鈴(みれい)

わたしはふたりに仲良くしてほしかったのに、もう疲れちゃいました笑

美鈴(みれい)

そのことを、学校の先生に相談したら
この年じゃ良くあることって取り合って貰えなくて

美鈴(みれい)

だんだんエスカレートしてクラスにも居づらくなって

明日架(あすか)

うんうん、

美鈴(みれい)

朝、学校に行こうとすると
どうしても、おなかが痛く
なっちゃうんです

美鈴(みれい)

お母さんとか先生に言ってるのに
どうしてそんなことで休むんだって
言われちゃって、

美鈴(みれい)

わたしが、学校を休むべきじゃないってことは分かってるんです
でも、どうしてもあの雰囲気の中に
入れないんです

美鈴(みれい)

たくさん周りの人を振り回してる自覚はあります
でもわたしだってほんとは行けるなら行きたいっ…!
行きたくても行けないのに

明日架(あすか)

そっか、

美鈴(みれい)

行きたくても行けなくてつらいのに
みんな、みんな、行けって
そんなの気にするなって

明日架(あすか)

…そんなことないよ
わたしはね、お金で買えないものが
一番大事だとおもってるよ

美鈴(みれい)

でも…実際は、

明日架(あすか)

あのね、美鈴ちゃん
覚えておいて

明日架(あすか)

多分ね、いま美鈴ちゃんが欲しいのは
ともだちを否定する言葉でも
まわりの人を否定する言葉でも無いよね

美鈴(みれい)

…!

明日架(あすか)

すごく美鈴ちゃんがまわりの人を大切に思ってることはわかったよ

明日架(あすか)

その気持ちは捨てちゃ駄目だからね

美鈴(みれい)

…!

美鈴(みれい)

誰も否定したくないから
すごく怖くて

美鈴(みれい)

みんな、ほんとにいい人だから…

明日架(あすか)

確かにそうだよね
それぞれいいところがあるから

明日架(あすか)

だから、美鈴ちゃんもいいところ
たくさんあるよ、大丈夫

明日架(あすか)

すぐには学校に行けなくても
それぞれがわかり合う時が、
絶対くるから

明日架(あすか)

無責任かもしれないけど、みんな心が大人になっていけばいつかわかるようになるはずだから

明日架(あすか)

ゆっくりでいいよ
ちゃんと美鈴ちゃんも進めてる

美鈴(みれい)

ほんとうですか…?

明日架(あすか)

うん、!

明日架(あすか)

つらいことがあったときは
頼っていいんだよ
いつでも来てね

美鈴(みれい)

はい、ありがとうございます、!

そこで次の日程を決めて 美鈴ちゃんは帰っていった

明日架(あすか)

ふぅ、ちゃんと出来てたかな…

蛭田先輩

明日架、久田さんちょっと
嬉しそうだったよ、!
良かったね、

蛭田先輩

次のカウンセリングのときも
この調子で頑張ってね

明日架(あすか)

はい、!

明日架(あすか)

(大丈夫、この力を使わなくても
わたしは人の心に寄り添えるんだ)

明日架(あすか)

(もっと頑張らないと、!)

明日架(あすか)

(要からだ…)

明日架(あすか)

明日架(あすか)

大丈夫だよ、っと

明日架(あすか)

よし、定時まで頑張りますかぁ!

躑躅(作者)

第一話はここで終わりです
次回も読んでね!

リード ーカウンセラーのわたしが出来ることー

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