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海青

それでは、どうぞ!

甲斐田 晴

__その後も結構、苦しかったな…

加賀美 ハヤト

そうだったんですね…

甲斐田 晴

ッうん

長尾や弦月が、どれだけ励ましてくれたって前を向けなかった

それぐらい僕の記憶中にこびり付いて離れないような言葉だった…

甲斐田 晴

…魔との戦いで誰かが死んだ時、全て僕のせいだって、いつの間にか思ってた

剣持 刀也

それは甲斐田くんのせいじゃなくても?

甲斐田 晴

うん…ていうか、なにが誰のせいなのかも全く理解してなかったかも

不破 湊

そっか…

甲斐田 晴

…魔と戦うということは、生と死の淵を歩くということ

甲斐田 晴

どっちに転ぶかなんて分からない戦いを続けてれば挫折することもある

甲斐田 晴

でも、僕は初めっから折れていた

甲斐田 晴

だからあの人は、僕を出来損ないって言った…んだと、思う……

加賀美 ハヤト

そんな…

剣持 刀也

…っッ

甲斐田 晴

…でもね、そう思ってた時ある人が僕に声をかけてくれたのは

不破 湊

ある人、って?

甲斐田 晴

僕の…僕らの恩師だよ

甲斐田 晴

その人が僕に言ってくれたの

甲斐田 晴

大切なものは、なにがあっても離すな…ってね

剣持 刀也

あ…それ、って…

甲斐田 晴

その時は僕にとって大切なものが、なんなのか分かってなかったけど…

甲斐田 晴

でも、僕この言葉のおかげでいつも以上に頑張れた

甲斐田 晴

魔を研究して研究して研究しまくって、どうすれば効率良く倒せるのか考えて

甲斐田 晴

たくさんの人を助けられるようにと、ハルも作って…

甲斐田 晴

そしたら、いつの間にか戦闘での死者数が大幅に減っていた

加賀美 ハヤト

それもこれも、全部恩師さんの言葉のおかげですね

甲斐田 晴

うん

不破 湊

その人には感謝せんとな

剣持 刀也

甲斐田くんの事を出来損ないって言った人の事は一生恨むけど

加賀美 ハヤト

そんなの当然です

甲斐田 晴

で、でも…!その人の言葉もあって今の僕もあるから

甲斐田 晴

だから…恨まないであげて?

加賀美/剣持/不破

……………

甲斐田 晴

え、っと…?3人とも?

加賀美/剣持/不破

……っはあぁ〜…

甲斐田 晴

ビクッ

剣持 刀也

ほんと、なんでそんなに優しいかなぁ?

加賀美 ハヤト

そういうところですよ、甲斐田さん…

不破 湊

お前、今まで詐欺とかに合わんくて良かったなぁ

甲斐田 晴

???

加賀美 ハヤト

…ダメだ、この人

剣持 刀也

完全に分かってない顔してる…

不破 湊

天然やなぁ〜

かがみもち

あなた/お前が言うな

不破 湊

あぇ?

甲斐田 晴

あははっwでも僕は、みんながそうやって心配くれてるだけで嬉しいよ

甲斐田 晴

ありがとう

加賀美/剣持/不破

…!うん、どういたしまして

加賀美 ハヤト

…それでは、次は私が話しますね

不破 湊

俺が最後か〜

加賀美 ハヤト

あ、先が良かったですか?

不破 湊

んんや、俺は最後の方が落ち着いて話せるからえぇよ

加賀美 ハヤト

分かりました、ありがとうございます

不破 湊

俺なんもしとらんし全然ええよw

加賀美 ハヤト

はい…なんか、改まった感じで話すの少し恥ずかしいですね…

剣持 刀也

話してれば、いつの間にか言葉がポンポン出てくるから大丈夫

加賀美 ハヤト

それって本当に大丈夫なんですかね…?

甲斐田 晴

まぁ、初めは少し気恥しいけど慣れればなんともないよ

加賀美 ハヤト

わ、分かりました…それじゃ、その…

加賀美 ハヤト

えっと…私が15歳、中学3年生の頃ですね

不破 湊

甲斐田と社長バリバリの受験生やんw

剣持 刀也

でも甲斐田くんは卒業式の時だったし、なんなら受験しなくてもいけてるし…

不破 湊

羨ましぃ〜

甲斐田 晴

桜魔と現世だと少し違うところもあるしね

不破 湊

ふぅ〜ん…で、なにがあったん?

甲斐田 晴

無視…?

加賀美 ハヤト

ははw…あの頃は確か、ちょうど真夏に入った時でしたね

数年前 登校

加賀美 ハヤト

ふ、わぁ…

うぅ…昨日、夜に勉強したせいで眠い…

今日は帰ったらすぐに__

???

は〜やと!

ガシッ

加賀美 ハヤト

はぁ…またですか?

加賀美 ハヤト

言いましたよね?私は驚かないって

???

ちぇ〜…今日もダメか…

加賀美 ハヤト

いつになっても私を驚かそうとするのは無理ですよ

???

むぅ…少しは驚く素振りを見せてくれたっていいじゃん!

加賀美 ハヤト

その後に本当は演技でした~って言われた方が悲しいでしょう?

???

…確かに

???

じゃあ、もうハヤトを驚かすのはや〜めた!

加賀美 ハヤト

とか言っといて明日になったら、またやるんでしょう?

???

そっ、ソンナコトナイヨ~…

加賀美 ハヤト

カタコトすぎるw

???

あははww

???

あ、そうだった…おはよう!ハヤト

加賀美 ハヤト

だいぶ遅い挨拶ですねwまぁ、いいですけど

加賀美 ハヤト

おはようございます、零さん

__彼の名前は幽月 零

少し変わったような感じの名前だ

零さんはとても活発で、いつでも元気な人だった

幽月 零

ん!早く行こ!

加賀美 ハヤト

ちょ、走らないでくださいよ〜w

ダダダダダダ

でも、私はまだ知らなかった

こんないつも元気で笑顔が絶えないような人に裏がある事を

数時間後

加賀美 ハヤト

ただいま帰りました~

加賀美 ハヤト

…おや?

ハヤトへ 今日は2人とも仕事で遅くなりそうでだから、いつも通りお願いね

加賀美 ハヤト

…今日もか……

私の両親は毎日忙しく、小さい頃からこういった事がよくあった

1人っ子なためゲームなどを一緒にしてくれる人もいなく、ただ寂しかった

家族の生活のために働いてくれてるのは嬉しいけれど…少しくらいは遊んでほしかった

加賀美 ハヤト

はぁ…でも仕方ない、か…

加賀美 ハヤト

今日はカップラーメンでいっか…

加賀美 ハヤト

…あ!私の好きなやつ!

数分後

加賀美 ハヤト

…ふぅ、そろそろお風呂に……

ピーンポーン

加賀美 ハヤト

ん…?え、!?

玄関

ガチャッ

加賀美 ハヤト

零さ…っッ!

幽月 零

……ハヤト…

加賀美 ハヤト

ッと、とりあえず上がってください

幽月 零

ううん…ここでいい……

加賀美 ハヤト

でも、怪我が…

幽月 零

__ねぇ、ハヤト…

幽月 零

僕…もう、分からないよ……

幽月 零

僕、さ…どうすればいいかな……?

加賀美 ハヤト

えっ…?

幽月 零

ハヤトッぉ願い…っ、僕をッッ助けてくれない…ッ?

加賀美 ハヤト

…っッ!!

加賀美 ハヤト

……なにがあったんですか…?

幽月 零

ッッ!僕ね、親から虐待受けてるのッ

幽月 零

毎日のように殴られたり蹴られたりの繰り返しで…ッッ

幽月 零

僕ッどうすればいいのか~~~~~~……

その日から私は毎日のように昼休みに零さんの悩み事を聞いていた

昼休みに話せなかったらメールで悩み事を聞く…

私は、いつの間にかその時が1番虚しい気持ちになる時間になっていた

海青

それでは、次回!

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