私は青が大好き
空の色の青も絵の具の青もイルミネーションの青も
特に私の街のイルミネーションがいちばん綺麗
色んな色がある中ほとんど青を取ったイルミネーション
私にしたら最高だった
愛
彼女は違った
明るい色が好きだった彼女は青、紫、緑系が好きじゃなかった
本当は一緒にいたくない
好みが全く合わないんだもの
でも居なきゃならない
だって妹だから
愛
葵
葵
愛
愛
愛
葵
愛
葵
愛
いつも愛の言う通りにしなければならない
愛はもともと家族ではなかった
話は3週間前
お父さんと離婚したお母さんは仕事場が同じだった愛のお父さんと付き合い始めた
愛とは中学校で同じクラスではあったけど全く喋らない人だった
愛は飲み込みが早く、直ぐに慣れていった
愛
愛のお父さん
愛
お母さん
お母さん
葵
愛のお父さん
愛のお父さん
お母さん
葵
愛
愛
愛のお父さん
愛
愛のお父さん
愛
葵
愛
愛
葵
私は人見知りで自分から話すことは出来なかった
愛のお父さん
お母さん
愛のお父さん
話が着々と進んでいく。
あの後一旦家に帰って愛の家に行くところだ
お母さん
葵
愛の家は隣の隣の街だった
お母さん
葵
お母さん
愛のお父さん
愛のお父さん
葵
愛のお父さん
葵
愛のお父さん
愛のお父さん
愛のお父さん
お母さん
葵
愛のお父さん
愛のお父さん
お母さん
葵
愛のお父さん
愛
愛のお父さん
愛
愛
葵
お母さん
愛のお父さん
愛
まるで女の子の部屋ではないような青が多い部屋だった
葵
愛
葵
愛
愛
葵
愛
葵
葵
愛
愛が出ていった
葵
愛
愛
葵
愛
葵
愛
葵
葵
愛
葵
愛
愛
葵
愛
葵
愛
愛
葵
愛
愛
葵
コンコン
愛のお父さん
愛
愛のお父さん
愛のお父さん
葵
S高校には親友と呼べる友達が1人居た
お母さん
お母さん
お母さん
愛
愛
葵
お母さん
愛のお父さん
お母さん
愛
愛のお父さん
愛のお父さん
お母さん
丁度冬休みだったから愛と楽しく過ごしている毎日だった
でも、愛ももう慣れたのか不満を私に言うようになった
そんな愛とはどんどん好みが合わなくなり、
愛が苦手になった
でも一緒に居なきゃならない
お姉ちゃんだもん
今日お父さんにイルミネーションを見ておいでと言われ来てみたが不満ばかりだ
愛
愛
葵
お菓子コーナーに連れていかれると巨大な飴を欲しがった
愛
葵
愛
葵
愛
愛
葵
葵
愛
葵
2000円を失った
愛
葵
愛
愛
愛
愛
愛
愛
愛
愛
そうだ
私はいい子にならなきゃってずっと思ってた
でもふとした時に楽しまないと「損」
愛が教えてくれた
私に新しい人生の道を
葵
愛
今はそんな愛が大好きです
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