※高城×秋元(一部、モブ×秋元表現有り) ※軍隊時代の妄想話です。 ※R18
バグ大初書き&TERROR初心者なので、文脈グダグダで読みにくさ満載かと思いますが、大目に見ていただけると幸いです🥲
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あいつとの出会いは、何年前だったか、昔所属していた軍の駐屯地だった。 出身地を問わない各国からの寄せ集め集団だった為に、英語やらフランス語やらドイツ語、中には何語かすら分からない言語まで飛び交っていた。言葉も文化も、まるで統一性の無いごった煮状態。 その中でもアジア圏の人間は極端に少なかった。 ましてや日本人なんて俺くらいなもんで、物珍しいのか、はたまたなめているだけなのか、俺は何故だかとことん目を付けられた。
軍人A
軍人A
高城
高城
笑えるくらい理不尽な理由。いや、ただの鬱憤晴らしなのだろう。
入隊して暫く経てば、ある程度の英語なら聞き取れるようにはなってきたし、そうじゃなくても相手の目付きやニュアンスで喧嘩を売られていることくらいは分かった。
俺はその度買ってやったし、
徹底的に分からせた。
軍人A
高城
軍人A
高城
高城
男の手の甲に突き立てたフォークを横目に、 残りのパンを口に詰め込み席を立つ。
こんなやり取りは日常茶飯事だった。
──────*
あいつが入隊して来たのは、 蛆虫のように無限に湧いていたバカ共も次第に大人しくなって来た頃のことだ。
秋元
俺と同じ日本人ということもあってか、 今まで俺に絡んで来ていた奴らのほとんどが面白いくらいにシフトチェンジし、秋元を目の敵にし始めたのを覚えている。
軍人B
軍人B
男は秋元の背後から腕を回し、不自然なほど体を密着させ銃を構えた。
軍人B
秋元
秋元
高城
秋元の絡まれ方は、 俺ん時と違って明らかに異質だった。
まあ、はっきり言ってセクハラだ。 それも分かりやすいやつ。
あいつは誰の目から見ても美形に入る部類だ。
喋ると軽薄そうなのが玉に瑕だが、男だらけの空間で欲求不満の奴らにとっては、その愛嬌のある内面含め、格好の標的となったのだろう。
まあ、興味が逸れて面倒事が減ったのは正直ラッキーだ。
災難だとは思うが、別にあいつを助けてやる義理もない。
だけど、
『 高城の野郎に溜まった鬱憤は、あの新入で晴らすしかねぇよな 』
なんて話が出回り始めては、流石に気分がわりぃ。
高城
それから程なくして、俺はその現場に遭遇した。
──────*
軍人A
秋元
軍人B
秋元
秋元
高城
軍人A
高城
高城
散り散りの方向に逃げる数名を追ってボコしたいところだが、目の前に放置されたこいつを放っておくわけにもいかないだろう。
高城
高城
秋元
痣や傷など目立った外傷は無し。
それなのに、転がったまま体を起こすこともしなければ、それどころか指の一本も動かさねぇ。
高城
高城
秋元
高城
秋元
──────*
他に思いつく場所もなくとりあえず俺の部屋に連れて来たはいいものの、
秋元
高城
興奮を咬み殺すように眉をひそめ、その苦悶の表情からは複雑な感情が読み取れる。
首筋を伝う汗、だらしなく開いた口から覗く赤い舌。
高城
男相手に、初めてエロいなんて思ってしまった。
秋元
秋元
俺が水を取りに行こうと立ち上がると、それを制止するかのように、秋元は俺の手首を力なく掴んだ。
高城
その縋るような瞳は、 ちょっと笑えるくらい扇情的だ。
秋元
重ねるように掴んだ手で既に張り詰めたソコへと無遠慮に誘導されては、思わず乾いた空気を小さく飲み込んだ。
高城
秋元
媚薬がまわってきて余裕ないのは分かるけど、 ちょっと楽しそうなのなんなんだよ。
とんでもない奴拾っちまったな。
高城
──────*
秋元
高城
高城
合間合間の言葉に応じる余裕は無いようだ。
代わりに、目尻のたれたその特徴的な瞳は言葉もなく俺を急かした。
高城
望むところだ。なんて、
秋元の呼吸が整うのも待たずに、顎に指を添え強引に深める。
秋元
酸素を求めゆるゆると首を横に振る秋元の頭の後ろに手を回し、何度だって角度を変えて口内を犯す。途中歯が唇に掠って、どちらのものかもわからない鉄の味が広がったりもしたが、そんなもんはどうでもいい。
高城
秋元
虚ろげな瞳の端から涙が伝いようやく顔を離して、急激に取り込んだ酸素でむせかえる秋元をぼんやりと眺める。
あれ、何でご丁寧に前戯なんてしてんだっけ。
こいつはただ溜め込んだ熱を吐き出したいだけで、俺はそれに利用されただけ。野郎同士のこんな行為、ただの作業だというのに。
高城
秋元
乱れた隊服の下から手を這わせて胸の突起を指で弾くと、こいつの腰は面白いように跳ね上がった。
蕩けきった瞳で、口の端からは唾液を垂らして。 ちょっと刺激するだけであうあう喘いで。
大して関わりのない相手に醜態を晒す事への抵抗なんてないのか、声を我慢する素振りも見えない。それどころか甘えた声で何度も俺の名前を繰り返して、こっちが黙ってりゃあ寂しそうにしやがる。
なーんか、こいつ......
高城
まるで飢えた野良犬。と言ってもそこに獰猛さはなく、餌を貰うためなら腹を見せ擦り寄ってくるタイプの。阿呆なのか狡猾なのか、芯の食えない駄犬。
やたら体温の高い手で、ぺたぺと人の首筋やら頬を触ってきやがって。
直感的に理解してしまう。
高城
秋元
高城
秋元
秋元
高城
欲の捌け口として利用した奴に尻尾を振りやがって。こんな狂犬、躾ける気なんてさらさらねぇぞ。
なのに、
それなのに、
秋元
高城
この欲丸出しのアホ面を、かわいい。だなんて
─────俺はどうかしてる。
──────***
そこからは徹底的だった。
一度切れた理性の糸は、もう手繰り寄せたって戻らない。
秋元
慣らさなくていいから早く。なんて急かしておきながら、結局、呼吸を詰まらせくぐもった声をあげる姿は俺を興奮させた。
堪らずシーツを引っ掻く腕を後ろから捕まえ、重心を前に傾けては体重をのせ容赦なく圧迫する。
高城
一応シーツを噛んでいるが、それもほとんど意味を成していなかった。
高城
秋元
四つ這いになっている秋元の耳元に顔を近づけそう命令すると、あいつはよく理解もせずに言われたままその通りにする。
開いた口からぱたりと落っこちるシーツ。それを目で追う仕草はかなり間抜けで、なんか良い。
秋元
だらしなく開かれた口の中へ容赦なく指を4本突っ込むと、苦しげな嗚咽と共に、ナカが一層締めつけられる。
思わず笑ってしまった。男とヤッた経験なんて無いが、こうもすんなりいくもんなのか?
秋元
いや、絶対こいつがおかしいだけ。
高城
秋元
高城
秋元
高城
ドピュ♡ドピュ♡ドピュドピュ♡♡
秋元
秋元
高城
脱力してシーツの上へと突っ伏す秋元は、言葉の代わりに、ゆるゆると首を横に振った。
昨日から寝不足だというのに、散々だ。
こうなったらとことん、だろう。
高城
秋元
高城
秋元
高城
秋元
高城
秋元
高城
秋元
高城
──────*
──────翌朝***
(秋元side...)
秋元
やらかした。完全にやらかした。 もうこの一言に尽きる。
元はと言えば、媚薬入りのテキーラを騙し飲みさせられたのが事の発端な訳で。昨晩は、クソ野郎どもから度の越えた嫌がらせを受けていたところを偶然高城さんに助けてもらった。
までは良かったんだ。 ....まぁ良くもねぇけど。
盛られた薬のせいで馬鹿みてえに盛ってたし、良い感じに酔いも回っていたしで、もう見境もクソもなくなっていた。
あのセクハラ野郎どもよりかは断然良いか。なんて軽い気持ちで高城さんを誘ってしまったのが間違いだ。
ほぼほぼ初対面。しかも男。
なのになんだ、あの経験したことのない快楽地獄は。
体の相性ってやつだろうか? 傷だらけでごつごつした指とか、やたら落ち着く声とか。熱い吐息、俺を見下ろす灰色の瞳、切羽詰まった表情。
思い出すだけでのぼせてくる。 正直よすぎた。恐ろしいほどに。
けどこのまま、何も無かったかのようにこの部屋を出て、ただの先輩としてそれとなく接する。
そうしよう。それしかない。 高城さんだって、この過ちには蓋をしたいはずなんだ。
隣から聴こえる規則正しい寝息にいたたまれなくなりつつも、どうにか起こさないよう、上体を起こし、俺はそっと狭いベッドから降りる。
......はずだった。
高城
秋元
何故かがっちりホールドされた腹に視線を落とし、振り返ると、かろうじて目を開いた高城さんが、だるそうに俺を見上げた。
高城
高城
秋元
高城
秋元
高城
がっちりと俺を捕まえる腕は一向に離れる気配がない。そういえば、先に意識を飛ばしたはずなのに体に不快感もないな。
あんな雑な誘い方で巻き込まれておいて、この人、ご丁寧に後処理までしてくれたってのかよ。
高城
いやいや、なんか違くね?
なんで俺、大切にされちゃってんの?
高城
秋元
高城
秋元
秋元
俺はどうやら、とんでもない人にちょっかいを出してしまったらしい。
高城
もう、
こうなりゃ、とことんハマってみようか、なんて。
俺はまだ熱にあてられてるのだろうか。
END
高秋初書きでございました😔 バグ大で一番好きなCPなんです...!
軍隊時代は語られていない分妄想の幅が広がりますよね🥹あんま要素を出し切れなかったけど。。
いつか秋元くんの過去回求みます😈
長々とお付き合いいただきありがとうございました🙏✨️!!!
コメント
2件
召されたよ…😇😇😇😇😇😇