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おぅ、そっち系か笑笑 面白くなりそうですね!!
次の日。
朝、俺は孝矢と登校して来なかった。
坂上 一真
吉川 麻百合
木ノ下 孝矢
麻百合と孝矢が挨拶を交わす声が聞こえた。
俺は無意識に耳をふさいだ。
麻百合と孝矢が一緒にいるのが、たまらなく嫌なのだ。
吉川 麻百合
坂上 一真
吉川 麻百合
坂上 一真
耳をふさいでいたから気がつかなかった。
麻百合が、俺に挨拶をしていたのだ。
吉川 麻百合
坂上 一真
吉川 麻百合
坂上 一真
吉川 麻百合
坂上 一真
いま話しただけでも、彼女は随分強引なのが分かった。
吉川 麻百合
坂上 一真
吉川 麻百合
フリーズした。
おれが、こうやをすき?
吉川 麻百合
ますます意味が分からなくなった。
吉川 麻百合
孝矢に恋?
そんな馬鹿な。
坂上 一真
吉川 麻百合
一真、分かりやすいもん、と麻百合は言った。
そんなはずない。
孝矢に恋なんて、してるわけない。
でも。
今の自分の気持ちに名前を付けるなら、
恋
この言葉がぴったりだなんて思っている自分がいる。
吉川 麻百合
そう言って、麻百合は自分の席へと戻っていった。
自覚した。
俺は、孝矢が好きだ。
*続く*