テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
XXXX年X月X日
XXによると
“ 地球が絶望されると予測されております”
赫
今なら間に合ったのかもしれない
君を手放してしまったこと
赫
予測されてからは
フォニア街を通る人は
前々より減った気がする
赫
なんて独り言を言いながら
俺は外に出る
バイト終わり
セミがなく音がして
夏に入ったんだとようやく気がつけた
最近はずっと
あの日のニュースで頭が狂っていたから
赫
赫
俺はある日から
学校に行くのを辞めた
そんで隣のシックス街にバイトかけ持ちしてた
今日は、
地球が終わる1週間前
流石にこの1週間
赫
teacher
ガラガラ
赫
teacher
teacher
teacher
流石に驚くよな笑
3ヶ月もの不登校だったんだから
黄
黄
赫
紫
百
翠
赫
赫
赫
teacher
teacher
初めは本当にクラスの空気も
今とは違って
明るかったんだ
あるやつが転校するまで
瑞
瑞
赫
俺には瑞という大親友がいた
元々は6人で仲良かったけど
俺と瑞は
どこでも息があって
最強の2人組
そう名付けられていた
瑞
3 2 1!
パシャッ
赫
瑞
2人で保健室でサボって
それをインスタに載っけた時は
何時間怒られたんだろう
あれも俺の中では
大切な思い出だよ
土砂降りの日
があったんだ
君と帰っていれば
間に合ったのかな
俺が委員会の仕事で
帰りが遅くなったあの日
君は車に轢かれた
そんなニュースが流れたんだ
いや、
ニュースの前に目撃しちゃったんだ
君の引かれた場所を
赫
俺は必死に走った
意識が無くなるほど走った
ついた時には
ブルーシートが引かれていて
赫
そう気づいた
teacher
teacher
teacher
teacher
teacher
担任も謝った
必死に謝った
何も悪くないはずのクラスも
罪悪感を抱えて
君にもがいたんだ
すまなかった,ごめんって。
届くはずのない
この思いを
最後に伝えれなかった
俺の罪悪感が混ざって
俺は学校に行けなくなった
紫
黄
黄
百
翠
翠
赫
ようやく気づけたこと
君がいないと
クラスは寂しさで溢れてた
みんな涙が溢れてた
みんなが落ち込んだ
ただ俺は
1人だけ
涙を流さなかった
君が俺に
だけ
泣くな!って
そう言い聞かせた気がしたから
地球が終わる二日前
俺は学校の屋上に足を踏み入れた
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
赫
1日前
学校いがいに
フォニア街自体が静かだった
みんな怖いのだろう
俺だって怖いよ
でもその前に
赫
teacher
ガラガラ
もうなるはずのない
扉を開ける音がした
他の人より
豪快に
ドアを開ける音がした
黄
紫
百
翠
赫
瑞
瑞
いるはずの無い
君が
俺らを
明るくしに
帰ってきた気がした
teacher
teacher
瑞
瑞
瑞
瑞
瑞
赫
赫
赫
赫
赫
赫
瑞
瑞
瑞
瑞
瑞
嗚呼、
この感じ
俺が初めて君を憧れにした瞬間
君と仲良くなりたいと
思った瞬間
君と仲良くなれて嬉しかった瞬間
今までの思い出が
溢れかえった
赫
赫
君が好きだ。