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学園の図書館を出た愛たちはタクシーを拾い、 茉由が見た洋館の写真を頼りにその場所へと向かっていた。 窓の外の景色は次第に住宅街から森へと変わっていく。
運転手は無言でバックミラー越しにちらりとこちらを見るだけだ。
城ヶ崎 愛
タクシーが停車した先に古びて朽ちかけてる洋館が佇んでいた。
タクシーのやり取りを終わらせて会話に入ってみる。
黒瀬 茉由
城ヶ崎 愛
栗繭 茉華
城ヶ崎 愛
数秒後……
城ヶ崎 愛
黒瀬 茉由
茉由は能力を発動させた
鍵がかかっていない扉。中から出てくる、穏やかな顔をした老夫婦。 その後に続く、『見知らぬ男性』の姿。 男性は鍵をどこかに置いといたようだ。
黒瀬 茉由
愛、茉華
城ヶ崎 愛
栗繭 茉華
茉華が言いかけた時に突然洋館の窓が大きな音を立てて割れた。
城ヶ崎 愛
栗繭 茉華
城ヶ崎 愛
黒瀬 茉由
男性
男性はそう言って、私たちを睨んでくる。
黒瀬 茉由
城ヶ崎 愛
緊張してたから愛がこう言ってくれてよかった。
男性
男性は走り去っていった。
黒瀬 茉由
男性
男性は固まっていた。
黒瀬 茉由