廉でーす。 聞いちゃったわけです。俺と海人。
夜、2人でリビングに降りて麦茶を飲もうと思って、ドアを開けようとした瞬間。兄ちゃんたちの会話が聞こえた
海人
え、なんか話してる…?
廉
ちょっと静かにな
海人
うん!
〜お兄ちゃんの会話〜
紫耀
あの件どうする?なんちゃら検診みたいな。
優太
あれは受けなきゃいけないやつだから、行くしかないよな。
勇太
明日とか??
玄樹
それしかないね…
優太
分かった。てか、予約入れちゃったから行くしかないw
紫耀
明日もひと暴れありそうだなw体力温存のため、俺は寝る!おやすみ!
優太
おやすみ!
勇太
俺も寝る!おやすみ!
玄樹
おやすみ!
~会話終了~
廉
おい、聞いた?
海人
ばっちし。どする?俺、行きたくないよ。
廉
俺もや。
海人
脱走…
廉
海人、それや!
海人
作戦立てよ!
廉
おん!
俺らの立てた作戦は…
検診を素直に受け入れ、病院に着いてからお兄ちゃん達にバレないように、友達の家に逃げる。
廉
完璧やで!
海人
だね!!
廉
よし、頑張ろな
海人
うん!
次の日
廉
おはよー
海人
おーはーよー!
紫耀
あのな、ご機嫌のところ悪いんだけど…
廉
検診のことやろ?
優太
え…?
海人
俺ら、聞いたの。お兄ちゃんたちの会話。だけど、俺らちゃんと行くから。
勇太
まじ!?
海人
うん!
そして、病院へ
廉
海人、今だ(コソ)
海人
分かった!(コソ)
そうして走り出そうとした時
紫耀
2人ともー?
はい、バレた。
玄樹
逃げるのはダメでしょw
勇太
ほら、もう呼ばれたから行くよ!
廉
うそやろ…
海人
俺行かない!
紫耀
だめですー
検診は全然痛くなかったんやけど、帰ってから兄ちゃんたちから説教を受けました…w
二度と脱走はしません…







