は、はは…
『次に会う時は嫁入りが決まった時だろう』って嫁入り早すぎだろ…
なんて考えながら実家であるクソデカ一宮邸の玄関まで続く長い庭園を二人並んで歩いていた。
五条悟
ほんとだ…まだ満開ではないけど、久しぶりに実家の桜見たなあ…
家に居た時はよくこの頃を楽しみにしていた気がする。
一宮紅葉
一宮紅葉
一宮紅葉
ってあれ私喋りすぎた、?
ああああ五条さんめちゃめちゃこっち見てくる!!ごめんなさいごめんなさいクソどうでもいい話をしてしまって!!
一宮紅葉
五条悟
一宮紅葉
五条悟
一宮紅葉
き、聞き間違いかな?やっぱり早急に耳鼻科の予約取らないと……
五条悟
うんうん、聞き間違い。これは私の中の五条さんのイメージがちょっとあれでああしてこうして幻聴が、、、
一宮紅葉
一宮紅葉
五条悟
一宮紅葉
雑談を交わしている間に玄関前に着いてしまった。
外で掃除をしていた者が私と五条さんを見たと同時に
『すぐに旦那様をお呼びしてきます!』とそそくさと行ってしまった。
……………いや待てよ。なんで私こんなナチュラルにここまで来てしまったんだ、、?
なんで私ナチュラルに五条さんとちょっといい感じに会話してるんだ、、?
こ、これから私強制的に五条さんと結婚させられるんですけど!!!!!
ど、どうしよう何か抵抗しなければ、、と考えていると中から見知った声が聞こえた。
一宮桃李
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