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りりしゅな
昼休み。
人の少ない教室で、のあは静かに席についた。
カバンからノートを取り出し、ゆっくりと開く。
その瞬間。
ページいっぱいに書かれた黒い文字が目に入った。
『お姫様ぶるな』
『調子乗んな』
『ウザイ』
何度も、何度も重ねて書かれている。
ほんの一瞬、のあの手が止まった。
教室の後ろでは、数人の女子がこちらを見ていた。
女子
女子
くすくす、と小さな笑い声。
わざと聞こえるように話している。
のあはノートを静かに閉じた。
そして、ゆっくり振り返る。
女子たちをまっすぐ見て、口を開いた。
有栖川のあ
女子
有栖川のあ
有栖川のあ
教室が一瞬静まり返る。
有栖川のあ
有栖川のあ
女子たちは言葉を失う。
しかし、のあはもう前を向いていた。
何事もなかったかのように、机に向かう。
静かな教室に、重たい空気だけが残った。
コメント
9件
何事もないかのように堂々としてる🍪さんかっこよすぎるのだ、、、✨✨ 続き楽しみにしてます!頑張ってください!!✨
🍪さんの返し方がほんとクールだし、語彙力ある✨ お話が実際にあるように、進んでいく書き方本当に素敵だし、尊敬! 続き楽しみ!がんばっ!
いじめっ子女子がしたいじめの🍪彡の返しがむっちゃ好きで…✨️あこがれますね!現実でこんなの言ってみたいですねー!