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白水最高でしたぁ!!! いや〜…やっぱいむくんは妖怪でもなんでも可愛いですねっ!それを受け止める初兎ちゃん…まじ尊い✨あほっぽいさんに届くと嬉しいですね!! これからも頑張ってください!
注意 この話はnmmnです。 実在の人物とはなにも関係ありません。 cpは白水です。 ちなみにエセ関西弁が出てきます。 地雷の方はここでUターンをお願いします。 何か問題がありましたらご報告ください。
家の後ろの雪山には醜い妖怪がいる。そんな言い伝えが昔からあった。
そんな言い伝えなんて誰も信じていなかったが雪山に遊びにいった子供が失踪する事故が多発し、信じるしかなくなった。
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おばあちゃん
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この時の俺は雪山に入ることなんて一生ないと思っていた。
この時は。
俺は雪山に立ち入る子がいないか見回りをしていた。
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そうやって誰かに近づくと俺は驚いた。
だって、山の近くいた人は
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目が済んだ水色でその目に似合った元気な水色の髪の毛。 肌もつやつやでもう文句の付け所のない美人さんであった。
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美人さんの周りには神秘的な空気が漂っていて、それは同じ人間とは思えない程の美しさだった。
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だがそんな平穏は崩れ去る。
それは美人さんが雪山に入っていったからだ。
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そう言ってその美人さんは全力ダッシュで雪山に入ってった。
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俺は全力で叫んでいた。
その日から俺は毎日その美人さんに会うために雪山周辺を歩いている。
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フラフラ歩いているとあの美人さんに会うことが出来た。
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※偶然ではない。
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なんか同い年って分かったら急に相手が子供っぽく感じるような気がする。
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そういっていむくんはまた雪山の中にダッシュしていった。
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その日から俺はいむくんとよく遊んだ。
毎日のように。
くだらない話をしたり、 お菓子を食べたり、 一緒にどっかいったり、
そうやって俺といむくんは仲良くなっていった。
だけど俺はいむくんの事を友人としてだけではなく、恋愛としても好きになっていった。
あんな美しい見た目して案外ドジっ子で世間知らず。
ちょっぴりあざといところもあって。
でも、いつも明るくて会えば元気をくれて、
そしてとびっきり優しくて。
そんないむくんを俺はどんどん好きになっていった。
だけど、この気持ちは隠そう。 だって、この気持ちを出して友情が崩れるのが嫌だから。
そう思ってその気持ちに蓋をしていむくんと遊んでいた。
でも、いむくんについて気になることがある。
それは、いむくんは別れ際いつも雪山の方へ行く。
なんの用事があるのか聞いても全く答えてくれやしない。
流石にそろそろ妖怪に食べられないか心配だから今日はいむくんの後をつけてみることにした。
そこで俺は衝撃の事実を知ることになる。
雪山の中は凍えるように寒くて、頭が痛くなってきた。
それなのにいむくんは足一つ止めずにすたすた歩いていた。
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ガチャ
いむくんが雪山の中にある小屋に入っていった。
流石に小屋の中には入れないので外で聞き耳を立てる。
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いむくんの家の反対側に回るとポストがあった。
きっと、いむくん家のものだろう。
そのポストには大量の紙切れが入っている。
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ポストから溢れ出した紙切れを読んでみるとそこには
逃げるな 人殺し
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他の紙切れにも同じような内容が書かれてあった。
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ありえへん!!
いむくんの家の前で立ちすくんでいると、家の中からすすり泣く声が聞こえた。
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そんないむくんの本音を聞いた俺に、その場で立ちすくむという選択はなかった。
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気付いたら俺は力任せにドアを開いていた。
いむくんは驚いて目を見開いている。
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そう言って泣きながら笑おうとする君を僕は思いっきり抱きしめた。
折角の澄んだ瞳が涙でぐしょぐしょになっても綺麗だって思ってしまう僕は、どうしようもなく君に惚れているのだろう。
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君は俺の体を抱きしめ返して
今まで、誰にも受け止めてもらえなかった
悲しみや、涙を
全部俺にぶつけるように泣いた。
いむくんが泣き止んだあと俺は気になったことを聞いた。
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やばい。思いっきり口滑らしてもうた。
冗談って言おうかな、
でも、もしかしたらこの想いが実るかもしれないチャンスかもやし。
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というかいむくんガチで照れしてるし、 こんな可愛い子を手に入れるのは今しか無いなら。
やるしかないやろ。
当たって砕けろや。
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そういうといむくんは思いっきり僕に抱きついてきた。
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あぁ、妖怪の僕にこんな素晴らしい彼氏ができるなんて思わなかった。
本当に彼と一緒になれて、良かった。
どんな困難でも彼と一緒なら乗り越えられる気がする。
いつも痛いほど冷たい雪山が二人一緒なら、その冷たさが心地良くて、いつまでもここにいたいと思えた。